ゲームプログラマーのやりがいは、ユーザーにワクワクを届けること!

※プロモーションを含みます。

なりたい職業の「やりがい」は気になるところですよね。

そこまで魅力的なやりがいではなかったら
本当にこの職業でいいのかな、と
二の足を踏んでしまうと思います。

ゲームプログラマーのやりがいの根底は
「ユーザーをワクワクさせたい」という気持ちに尽きます。

良いゲームに出会ったとき、感動やワクワクを感じると思います。

自分がユーザー(遊び手)として感じたあのワクワクを
提供する側に回れたときのことを想像してみてください。

自分の携わったゲームが、誰かの感情を動かしたのだと思うと嬉しいですよね。

ゲームプログラマーは、良いゲームをつくりたいという熱い気持ちが必要です。
その熱い気持ちを持つためには
大前提としてゲームが好きである、ということが重要になります。

良いゲームをつくるためには、当然ながら高いプログラミング技術とセンスが必要ですよね。
センスと腕の良いプログラマーは、多くの場合プログラミングが好きです。

ゲームプログラマーは、ゲームとプログラミングが好きなら
やりがいのある魅力的な仕事といえます。

感動とワクワクを与えたり、誰かの感情を動かすことのできる
ゲームプログラマーを目指してみませんか。

それでは、さっそく具体的にどういったやりがいがあるのかを紹介します。

 

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ゲームプログラマーのやりがい4つを紹介

ゲームプログラマーのやりがいとして、下の4つを紹介します。

  • プログラマーの腕とセンスが、ゲームの面白さを左右させる
  • たくさんの人に遊んでもらえる
  • ユーザーから直接評価を受けられる
  • ゲームで誰かを救えるかもしれない

どのやりがいも根底にあるのは
「ユーザーをワクワクさせたい」、これに尽きます。

一つずつ詳しく見ていきましょう。

プログラマーの腕とセンスが、ゲームの面白さを左右させる

ゲームプログラマーは、ゲームプランナーが書いた仕様書通りに
キャラクターの動きや、メニューの動作などをプログラミングしていく仕事です。

仕様書通りに作っていくなら
誰がプログラミングしても同じなのではないかと思われたかもしれません。

なんとそうではないのです。

同じ仕様書をもとにプログラミングをしたとしても
プログラマー次第では違ったものになります。

面白い企画を潰すのも、活かすのも
プログラマーの腕とセンス次第ということもあります。

https://twitter.com/teris_toran/status/1467724853755412481?s=20&t=895eu7uh0t33cWAQc_8UkQ
https://twitter.com/ktch9541/status/1220950151549747200?s=20&t=h1VyxY2CU0HdDdEruZCp8g

具体的にどういったところで、ゲームプログラマーの差が生まれるのかというと
ちょっとした気遣いができるか否かです。

手触りの良い操作感や印象付けは、ちょっとした気遣いの違いで生まれます。
オウガバトルシリーズで有名な松野泰己さんも下のように言っています。

 僕は銀座の老舗の喫茶店でバイトをしていました。そのときに「小指をテーブルとのあいだに挟んでコップを置くと音が鳴らない」という指導を受けたのを覚えています。

 これはとても小さな気遣いなので、きっとお客さんにはほとんど気付かれない。

ゲームのUI【※】や仕様の細かな部分での配慮が「センスのあるなし」で表現されたりすることがあるけれど、でも実際にゲームを開発していると、それが結局は「その小指と同じような気遣いがどれだけできるか」なんだと解る。

引用:『FFタクティクス』松野泰己✕『FFXIV』吉田直樹対談──もはやゲームに作家性は不要なのか? 企画者に求められるたったひとつの資質とは? (denfaminicogamer.jp)

ちょっとした気遣いの例を挙げると、ドラクエ2(ファミコン版)では
大型モンスターにダメージを与えた際、エフェクトがスローになります。

スローになるというだけで、大型モンスターの特別感や恐怖が感じられます。

たったこれだけのことで、ゲームの面白さがアップするのは面白いですよね。

下の動画でギガンテスとデビルロードのエフェクトの違いを確認してみてください。(再生してすぐの戦闘です。)

https://youtu.be/lQkNUBamzE8?t=61
あかね
あかね

小さな気遣いを思いつくセンスと、それを実装できる腕が組み合わさってゲームが面白くなります。

たくさんの人に遊んでもらえる

ほかの業種のプログラマーの場合、開発したソフトウェアが
人目に触れづらいものもあります。

その点、ゲームの場合は
たくさんの人の手に取ってもらえるという特徴があります。

下の図を見ると
2021年の日本人のゲームプレイ人口は5,237万人だということが分かります。

引用:ゲーム業界データ年鑑『ファミ通ゲーム白書 2021』を7月15日に発刊、国内外のゲーム市場を、最新調査による豊富なデータで分析|株式会社KADOKAWAのプレスリリース (prtimes.jp)

日本の人口はだいたい1億2千万人なので
2~3人に一人はゲームをしている計算になります。

このプレイ人口は日本だけの話です。
ゲームは海外展開されることもあります。

海外に展開されればもっと多くの人が
あなたの関わったゲームを遊ぶかもしれません。

自分の関わったゲームが、たくさんの人の手に届くと
想像するだけでもワクワクしますよね。

PS5やSwitchなどのコンシューマーゲームは
パッケージ版がゲーム屋さんに並びます。

商品棚に、自分が関わったゲームが置かれるところを想像してみてください。
それが最初の一本目なら、一生忘れられない経験になりそうですよね。

スマートフォンのゲームアプリの場合は、商品棚に並ぶことはありませんが
電車の中や街中で実際に遊んでくれている人を見かけるかもしれません。

こちらも想像するだけでも、なんともいえない嬉しさがこみ上げてきますよね。

ユーザーから直接評価を受けられる

ブログやSNSなど、インターネット上で
直接ユーザーの感想を読むことができます。

ゲーム開発にかかる時間は、ピンキリですが
年単位でつくられている場合がほとんどです。

長い期間をかけて作ったゲームが
単純に「面白い」と言われるだけでも嬉しいですし
こだわった部分が褒められるともっと嬉しいに決まっていますよね。

あなたは、これまでの人生のなかで何度も
良いゲームに出会ったときの感動を味わってきたと思います。

今度はあなたが、良いゲームに出会ったときのあの感動を
提供する側にまわれると思うとワクワクしませんか。

ゲームで誰かを救えるかもしれない

ソフトウェア開発という広いフィールドの中でも
これほど人間の感情を揺さぶることができるソフトウェアは
ゲーム以外にはないと思います。

ゲームに限らずではありますが、エンタメには
人の感情を動かしたり、救う力があります。

RPGやシミュレーションなら、物語にのめり込んだり
キャラクターたちの生き様に胸を打たれたりすることもあるでしょう。

FPSや格闘ゲームなら、友だちと一緒に熱くなれる
コミュニケーションツールになります。

学校では居場所がなくても、オンライン上では
気の合う仲間たちがいるから救われているという人もいると思います。

誰しも「ゲームに夢中になっているうちに嫌なことを忘れられた」など
大なり小なりゲームでなにかしら救われた経験があると思います。

https://twitter.com/kiriharamonaka/status/1519509331271909376?s=20&t=MRJURqbsNFcwVlNwIqE-yg

自分の関わったゲームが誰かの人生を良い意味で変えられるかもしれない。
そう思うと自分の仕事が誇らしくなりますよね。

あかね
あかね

ダルビッシュ選手は、2018年ケガで心身ともに不調になりましたが、フォートナイトのおかげで心身の窮地から抜け出せ、2020年にはメジャーリーグ最多勝を獲得することができたそうです。

最初はバグ取りなど下積みの業務が多い

ここまでゲームプログラマーのやりがいをお伝えしてきましたが
最初からバトルシステムなど
ゲームのメイン部分を担当することはできないことがほとんどです。

バグ取りやデバッグのような仕事から始まり、徐々に大きな仕事を任されるようです。

ただ、会社によって考え方は違います。

セガに入社した人のエピソードとして、入社2日目にして「加速度センサーを使って赤ん坊をあやすゲームを作ってほしいんだ」とディレクターから突拍子もないオーダーがあったそうです。

セガのように、無茶ぶりともいえるような仕事を
入社早々任せられる可能性はあります。

バグ取りのような仕事からじっくり成長したいか
入社早々から大きな仕事を任されたいかは人それぞれかと思います。

会社によっては、新人プログラマーへのインタビュー記事を載せている場合があります。
就職を検討している会社のインタビュー記事があれば読んでみて
自分の肌に合ってるか確認したほうが良いです。

あかね
あかね

通常は大きな会社ほど、開発費が億単位と規模が大きいため、大きな仕事を新人に任せづらいです。小さな会社のほうが、新人からバトルシステムなどメインシステムを担当できる可能性は高いと思います。

ゲームプログラマーに求められる能力は

ゲームプログラマーにとって必要なスキルは
コミュニケーションスキルや数学、英語力、プログラミングスキルなどなど
色々ありますが、最も重要なのは、アイディアを具現化する力です。

伝説のゲームプログラマー「岩田聡」さんを知っていますか。
任天堂の代表取締役だった方です。

数々の逸話がありますが
一番有名なのはやはりMOTHER2のエピソードでしょう。

4年かけても完成せず、とん挫しかかったMOTHER2の
開発現場に送り込まれた岩田聡さんはこう言います。

「このままではできないと思います。いまあるものを活かしながら
 手直ししていく方法だと2年かかります。
 イチからつくり直していいのであれば、半年でやります」

本当に半年で完成させ
その後、半年のブラッシュアップを経てMOTHER2は発売されました。

そんなとてつもないプログラマーの岩田聡さんはMOTHER2の開発中に
「プログラマーはノーとは言ってはいけないんです」と言っています。

そして、続けてこのように話しています。

「プログラマーができませんと言ったら、せっかくのアイディアが出しにくくなります。プログラムしやすいことばっかり考えていたら、枠を超えたすばらしいアイディアなんて出ませんからね」

やはりプログラマーはシステム面から実現可能かどうか考えがちになります。

良いゲームをつくるためには、実現可能かどうかはいったん置いておいて
「どんなゲームだったら、ユーザーがワクワクするか」
「新しい体験をできるか」、この視点が大切になります。

ノーとは言わずにアイディアを重視して
「やります」といったら、実装が難しいので自分を苦しめることになります。

でもそれを実現できたら、とてつもない達成感ですよね。
そしてゲームも面白いものができます。

「システム的に難しいけど、楽しいアイディアを実装できた」という達成感は
ゲームプログラマーならではのやりがいの一つかと思います。

ゲームづくりを通してしかスキルアップはできない

ゲームプログラマーにとって必要な様々なスキルは
とにかくゲームをつくることによって養われます。

いまは、UnityやUnreal Engineなどの
無料のゲーム開発エンジンがあり
個人でゲーム制作がしやすくなっています。

せっかく個人制作するなら
自分がワクワクするようなゲームをつくりましょう。

そうすることでアイディアを実現する力がおのずと身に着きます。

人間は、必要性を感じないと本当の意味で勉強することができない

ゲームづくりするときは
自分のやりたいことから勉強するようにしましょう。

初めてのゲームづくりなら例えばキャラクターの歩かせ方や
テキストの表示の仕方などから学ぶことになると思います。

なぜ、やりたいことから勉強することを勧めるかというと
人間は、必要性を感じないと
本当の意味で勉強をすることができないからです。

とりあえず必要そうな内容を勉強、だと挫折もしやすいです。

ゲームづくりで使うかもしれないから学んでおこうというよりは
制作過程で、具体的にこういう風に使うんだと
学んでいったほうが楽しいし、身に付きそうですよね。

そして、一番大切なのは、面白いゲームが正義ということです。

技術力だけがあっても、面白いゲームが作れなければ
ただ物知りなだけと言われてしまうかもしれません。

https://twitter.com/marupeke_ikd/status/142317178237100033?s=21&t=pBgZSTv7a9Hq2DBDc0WkKw

プログラマーのちょっとした気遣いの差が
ゲームの面白さの明暗を分けることもあります。

ゲームづくりの際は
ストーリーやシステムの面白さだけでなく
プレイの快適さも究めていきたいですね。

あかね
あかね

個人制作だとコミュニケーション能力は身に付きませんが、ゲームプログラマーは他業種よりは求められません。相手の話をしっかり理解して会話ができれば良いようです。でも、人当たりが良いに越したことはないです。

まとめ

ゲームプログラマーのやりがいを改めてまとめると以下の4つです。

ゲームプログラマーのやりがい
  • プログラマーの腕とセンスが、ゲームの面白さを左右させる
  • たくさんの人に遊んでもらえる
  • ユーザーから直接評価を受けられる
  • ゲームで誰かを救えるかもしれない

ゲームというのは、数あるソフトウェアのなかでも
人間の感情を揺さぶることのできる特別なソフトウェアです。

ゲームプログラマーのやりがいの根底にあるのは
「ユーザーをいかにワクワクさせられるか」だと考えます。

ゲームプログラマーにとって一番必要なスキルは
ワクワクするようなアイディアを実現する力です。

その力を養うためには、一にも二にもゲームづくりです。
自分がワクワクするゲームをつくってみてください。

それが何よりゲームプログラマーとしてのスキルアップにつながりますし
ものづくりの醍醐味といえます。

 

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