人見知りだけど声優になることはできるの?その答えと人見知り改善法

Japanese Businessman are listening woman's talking

※プロモーションを含みます。

最近、アニメ人気に伴い、声優を目指す人が増えましたよね。
今この記事を読んでいるあなたも声優を目指しているのではないでしょうか?
そんな中、こう考えている人はいませんか?

「声優って人見知りだとできないんでしょ」

実際、日本人は外国の人に比べて
人見知りである人が圧倒的に多いんだそうです。

では話を戻して…。

「人見知りだと声優になれないのか」


その答えは「NO」です。

しかし、人見知りでも絶対大丈夫、と言いたいわけではありません。


「ある条件を満たせばNO」という意味です。

この条件を踏まえれば、
人見知りを気にすることなく声優の夢を目指すことができるでしょう。

では、どのような条件であれば声優になることができるか、
このことを解説していきます。

 

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1.人見知りとは

まずは人見知りってどんなことを言うのか、
人見知りの定義について解説します。
心理学辞典(1999年)において、人見知りは以下のように定義されています。

「見知らぬ人に対する恐怖、不安」

人見知りは、もともと見知らぬ人に
恐怖を覚える乳児に対して用いられる言葉でした。

ですが最近では、大人も含め、知らない人に対して
積極的になれない状態を表す言葉として認知されています。

逆に人見知りしない人は、
「見知らぬ人に対する恐怖、不安」の逆ですから、

「見知らぬ人に対しても恐怖、不安を感じない人」

と定義することができるでしょう。

2.人見知りをする理由

続いて、人見知りの傾向にある人の特徴とその理由について紹介していきます。

ちなみにこの項目を見て、私の友人を思い出しました。
なので、今回は友達の例を交えながら説明していきます。
ここでは友人の名前はAとします。

自意識過剰

人見知りの一番の原因とも言えるのが、自意識過剰です。
周りの目が気になる人は、初めての人の前で
失敗、恥ずかしいことなどをしてしまったとき、

「相手に変に思われたらどうしよう」

と思ってしまうため、コミュニケーションを上手に取れない傾向にあります。

自分に自信がない

自分に自信がないことも、人見知りの原因に大きく関わっています。

上でも紹介しましたが、自分に自信がないために


何かしらの失敗を恐れ、相手の評価を気にしてしまうのです。

ちなみにAは自分にひどく自信がなさそうでした。
なので喋る声も小さかった記憶があります。
これも自信のなさの表れですかね。

育ってきた環境によるもの

家庭環境が劣悪だった人は、誰に対しても恐怖心を抱き、人見知りをしてしまいます。

Aの話ですが、劣悪だった家庭環境というわけではありませんでしたが、
友人のやることはなんでも母が率先してやっていました。
ですので、自分で何をするのか分からない、という場面がとても多かったそうです。

高校の頃友達に送るメールの文面を
母親に確認してもらってから送っていたくらいだったそうです。
とても驚きですよね。

また、人間関係にトラウマを持っている人も人見知りの傾向があるようです。
自分の行動一つで、人間関係に変化があることを恐れているのでしょう。

これもAに当てはまることがあったようで、
Aの友達に冗談を言ったときに、
それを真に受けた友達にすごく怒られた経験があるそうです。

このことから、「これを言ったら怒られるかもしれない」
というように感じてしまい、相手との関わり方が分からなくなりました。

他人に興味がない

他人に興味がない人は、相手と仲良くする必要がないと思っているので
その分コミュニケーションの経験が比較的少ないです。

そのため、コミュニケーションの実績がないので、
いざというときにどのように接していいか分かりません。

Aも他人に興味がありませんでした。
むしろ、自分にしか興味がなかった気すらします。

なので自分にしか興味がない=自意識過剰にも繋がっているとも言えそうです。

プライドが高い

自分が完璧である=プライドが高い人も人見知りの傾向にあります。

意外と思われる人もいると思いますが、
完璧じゃない自分は完璧じゃなくなる失敗を恐れ、
失敗するところ他人に見られたくないという理由から人見知りの傾向にあります。

というより他人と接する機会が増えるほど、
失敗や恥ずかしいことをしてしまう確率が上がってしまう
ので
相手とのコミュニケーションを避ける、というわけです。

以上が人見知りの傾向にある人の特徴でした。
うわっ、Aの人見知りチェック度、当てはまりすぎ…
と思うくらいでした(笑)

3.声優は人見知りだとやっていけないのか

上の項目に多く当てはまってしまい、

「声優になりたいのに人見知りで大丈夫かな」

と心配に思ってしまったそこのあなた。
大丈夫です、人見知りでも声優になることはできます。

しかし、前述したとおり、
「ある条件を満たせばなれる」
という意味です。

その条件というのが、
「最低限のコミュニケーション能力を有していること」
です。

一体どういう意味か分からない人もいるでしょう。
それを以下に解説します。

人見知りだった声優さんは意外と多い

鬼滅の刃で猗窩座(あかざ)を演じた石田彰さんや、
進撃の巨人でコニー・スプリンガーを演じた下野紘さんも人見知りで有名です。
意外ですよね。

あの大物声優でさえ人見知りなら、
人見知りだから声優になれないなんてことはないと思いませんか。

声優として実力を付けたいのなら、人見知りをしている場合じゃない

とはいえ、声優業界は一握りの声優が成功する世界。
声優として実力をつけるなら、独学ではまず無理でしょう。

声優の専門学校の先生に指導していただいたり、
仲間と励ましあいながら成長をする必要があります。

それに、「成長したい」という気持ちがあれば、
先生に指導をしてもらうために行動をとったり、
事務所に所属できるように努力をする必要もあります。

その過程を踏めば、人見知りを勝手に克服できるのでは、と考えます。

色々な人と仕事をするので、人見知りをしている場合じゃない

アニメなどの収録も、一人で行うわけではありません。

それこそ同じ声優やプロデューサーなどがいます。
その方たちと仕事をするには、コミュニケーションをする必要があります。

また、営業やチームワークで取り組む仕事があるので、
どのみちコミュニケーション能力はほしいですね。

結論

以上から、人見知りでもいいけど、
最低限のコミュニケーション能力は持っておきたいですね。

4.Aの人見知り克服法

私が思う人見知り克服法を、Aの例を出して紹介します。

Aは、学生時代はとても人見知りでした。
レストランで店員さんを呼ぶ時でも、
恥ずかしくて大きな声を出せないくらいでした。

しかし、あることがきっかけで人見知りじゃなくなったそうです。
人見知りを克服したいと思い克服したわけではありません。

どのように人見知りを克服したかを紹介していきます。

1.趣味の場所へ出かける

実はAは、相撲が大好きです。
相撲が流行った時期の言葉を借りるならスー女です。
ちょうどその時期に相撲が大好きになったと言います。

その時は、相撲のことをもっと知りたくて、
2か月に1回ある相撲の場所(スポーツでいう試合)に、
東京だろうが大阪だろうが名古屋だろうが見に行っていました。

家族もたまたま相撲が大好きだったようで、
朝5時に家を出て、静岡や三重に巡業(イベント、交流会)に行ったこともあります。

ただでさえ行動的だなと感じますよね。
その中で、特に私が驚いたのは、
東京に行き、千秋楽パーティーに一人で参加したことです。

相撲の場所は2週間行われて、
最終日に打ち上げパーティーみたいな感じで千秋楽パーティーをやるそうなのですが、
Aはそこに単身で乗り込んだことがあります。

結婚式の披露宴会場みたいな場所で、テーブルも円卓。
円卓を囲むのは、お互い知り合いの中高年のおじさまおばさまと
知り合いなんて一人もいないAの6人。

でも、「相撲が好きだから」という理由で
その場を乗り切ることができたと言います。

相撲を好きになった間もないころだったため、
色々な質問をすることができたそうです。

その時は本当に緊張したと言っていましたが、
何回も似たような経験を経て、人見知りじゃなくなったと言います。

声優業界で言えば、トークショーやコンサートでしょうか。
自分が好きなジャンルならなんでもいいですが、
そのイベントに何度も足を運べば、初めての人にも出会えます。

共通の趣味ならはじめましての人とでも会話しやすいと思います。
共通の趣味の話もできるし、話をする練習もできて一石二鳥です。

2.考え方を変えてみて行動する

あなたは、誰かの失敗をこと細かく覚えていますか。
たいていの人は覚えていないと答えるはずです。


ひょっとしたら、自分でさえ覚えていないこともあるはず。
そのことを学んだのも、上に述べた過程の最中です。

Aは人の顔を覚えるのが苦手だそうですが、
千秋楽パーティーを振り返った時に、

「あの時楽しく話をしてくれた人、なんて言ってたっけ」

と思うことがあったそうです。
他の人のことは案外覚えていないものです。

逆に、自分のことも誰も案外誰も覚えていないのです。
そのことを学んでからは、自分の恥や他人の目を
あまり気にすることはなくなったそうです。

それに、旅の恥は掻き捨てということわざもあります。

「旅先には知人もいないし、長くとどまるわけでもないので、
普段ならしないような恥ずかしい言動も平気でやってしまう」
(故事ことわざ辞典参照)

という意味です。

旅先でも普段の生活でも、恥を多くかいておけば、
飽きるほど恥ずかしい経験ができます。
そうすれば、恥ずかしい経験に免疫がつきますよ。

まとめ

1.人見知りとは、「見知らぬ人に対する恐怖、不安」

2.人見知りをする理由は
 「自意識過剰」「自分に自信がない」「育ってきた環境によるもの」
 「他人に興味がない」「プライドが高い」

3.人見知りでも声優はできる
  けど仕事をするうえで最低限のコミュニケーション能力は欲しい

4.人見知りの克服方法は
 「趣味の場所へ出かける」「人の失敗は自分以外誰も覚えていないと心得る」

でした。

今回紹介した中で、人見知りだった声優がいることは驚きでしたよね。

きっと、彼らは人見知りでも実力があったのではなく、
声優になるという熱意を持って取り組んだ結果、
人見知りに打ち勝ったと私は思っています。

この記事を見てくださっているみなさんも、
声優になりたいと思い訪問してくださっている方ばかりだと思います。
その熱意さえあれば、人見知りであっても声優になる資質はあります。

ですが、人見知りじゃない方がそれに悩む必要なく声優の夢を目指せると思うので、
Aの経験談を参考に、人見知りを克服できるようになればいいなと願っています。

 

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