夏目友人帳ってどんな漫画?あらすじや試し読みできるサイトをご紹介!

※プロモーションを含みます。

夏目友人帳は、緑川ゆき先生の代表作で、2007年より「LaLa」で連載中の少女漫画です。

アニメ化もされていて、一度はタイトルを耳にしたことがあるのではないでしょうか?

コウ
コウ
夏目友人帳って名前は聞いたことあるけど、どんな漫画なの?
ざっくり言うと少年が妖怪たちと深い繋がりをもっていくお話なんだけど、「怖さ」より「優しさ」が感じられる、心温まる漫画なんだよ!
あかね
あかね

主人公の少年、夏目貴志(なつめ たかし)は幼い頃から普通の人には見えない妖怪の姿をみたり、声を聴くことができる能力を持っていました

幼くして親を亡くした夏目は、その能力がもとで気味悪がられ、親戚中をたらいまわしにされますが、心優しい遠縁の親戚、藤原夫妻に引き取られます。

ある日夏目は祖母レイコの遺品である「友人帳」を手に入れます。

「友人帳」とは、夏目と同じように妖怪をみることができたレイコが、子分にした妖怪達の名前を記したものでした。

実は友人帳は「多くの妖怪を従えることができる宝」として、妖怪達が狙っている代物だったのです。

夏目があやまって封印を解いてしまった大妖怪、斑(まだら、またの名をニャンコ先生)もまた、友人帳を狙っていましたが、夏目が死んだら友人帳をくれると言ったことで、夏目の用心棒になります。

そして心優しい夏目は、レイコが奪ってしまった妖怪の名前を返していくことにします

このお話は、夏目と相棒ニャンコ先生が、妖怪に名を返す中で、様々な冒険や出会いを経験していく物語です。

夏目友人帳の一番の魅力は、勇ましく妖怪を退治するようなお話ではなく、妖怪達との不思議な関わり合いが描かれていて、どこか懐かしくあったかい気持ちになれるところにあります。

ほのぼのしたい人、癒されたい人、静かに泣きたい人におすすめです。

この記事では、そんな夏目友人帳のあらすじとその魅力をお伝えしていきます。

そして、実際に漫画を読んでみたいという方へ向けて、漫画を試し読みできる電子書籍サイトをご紹介していきたいと思います。

いつでもどこでもこの漫画を読むことができ、夏目友人帳の世界観を感じていただけるはずなので、ぜひ使ってみてくださいね!

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「夏目友人帳」ってどんな漫画?

引用サイト:月刊LaLa公式サイト

夏目友人帳がどんな漫画なのか?作者紹介やおすすめしたいポイント、どんな人物が登場するのかをお伝えしていきたいと思います。

作者は誰?

夏目友人帳の作者は緑川ゆき(みどりかわ ゆき)先生です。

1976年5月23日熊本県生まれ。中学生の頃から漫画家を目指しはじめ、1998年に「花泥棒」第74回LMSララまんが家スカウトコースベストDXルーキー賞を受賞します。

さらに同年「珈琲ひらり」第18回LMGララまんがグランプリフレッシュデビュー賞を受賞し、「LaLa DX(白泉社)」11月号に掲載されてデビュー。

初の連載作品「あかく咲く声」第25回白泉社アンテナ新人デビュー優秀者賞を受賞します。

それから同人誌や「LaLa」を中心に作品を発表していきます。

2005年から連載された「夏目友人帳」単行本5巻までで累計発行部数80万部11巻までで500万部を突破し、テレビアニメ化もされている大人気漫画となりました。

作品名 掲載 作品情報
あかく咲く声 1988-2000年 LaLa/LaLaDX 全3巻
夏にはため息をつく 2000年 LaLa9月号 夏目友人帳7巻に収録
花追い人 2001年 LaLa 全3回 単行本未収録
アツイヒビ 2002年 LaLa DX 同名の短編集を刊行
蛍火の杜へ 2002年 LaLa DX 同名の短編集を刊行
緋色の椅子 2002-2004年 LaLa DX 全3巻
まなびやの隅 2004年 LaLa10月号 夏目友人帳6巻に収録
夏目友人帳 2003年- LaLa/LaLaDX 連載中
ペンネームの「緑川」は、出身地である熊本県の川の名前に由来しているんだって!
あかね
あかね

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おすすめポイント3選

温かい気持ちにしてくれるストーリー

この漫画は、主人公と妖怪、そして友人や養父母とのエピソードが温かい気持ちにしてくれます

妖怪と聞くと人間に悪さをするイメージですが、この作品には単純な悪役は存在しません

それぞれの妖怪に背景があり、そのエピソードが書かれています。

良くしてくれた人間への感謝や淡い思いや、放っておかれた寂しさなどを健気に抱え続ける妖達。

そんな妖達の気持ちに思わず感情移入してしまいます

また両親を失い、親戚をたらいまわしにされて孤独な幼少期を過ごした夏目を、引き取って実の子のように育ててくれている、藤原夫妻との絆にも胸が熱くなります

ノスタルジックな世界観

夏目友人帳は、緑豊かな田園風景や深い山々、古びた寺杜仏閣などが背景として描かれています。

ビルやコンクリートに囲まれた都会とは違う美しい風景は、読者の心をどこか懐かしい気持ちにさせてくれます

そして、古い家屋や舗装されていない道、廃れた寺の門や神社へと続く長い石段など、思わず妖怪の気配を感じさせる背景もまた、この漫画の世界観をより豊かにしてくれています

ちなみに風景のモデルになったのは、作者の緑川ゆき先生の出身地である、熊本県人吉市須磨地方!行ってみたーい!!
あかね
あかね

ニャンコ先生(斑:まだら)のギャップに萌え…!!

夏目友人帳には魅力的なキャラクターがたくさん登場しますが、そのなかでも特に人気なのがニャンコ先生(斑:まだら)です。
大妖怪なのですが、普段は招き猫のようなかわいらしい姿なんです。

物語のなかでは、夏目がニャンコ先生と呼ぶようになります。

荒々しさを垣間見せながらも、愛くるしいニャンコ先生。そのギャップがたまりません。

妖怪でありながらも、時に酔っ払ったり、時に食い意地を張ったりする、人間らしい一面も…。

すきを見せたら食ってやると夏目を脅しながらも、常にそばにいて温かいまなざしを注ぐその姿は、親友や親子のような関係を彷彿させ、ほっこりとした気持ちになります

登場人物をご紹介

夏目貴志(なつめ たかし)

この漫画の主人公で、高校1年生の少年です。

生まれつき妖怪が見える強い力をもっていて、そのために周囲から気味悪がられていました。

両親を幼い頃に亡くしてから、親戚中をたらいまわしにされていましたが、遠縁の藤原夫妻にひきとられて、穏やかな生活を送れるようになりました。

繊細で優しい性格ですが、人からの愛情に恵まれなかった過去のこともあり、感情をさらけ出すことは苦手です

自分に優しくしてくれる藤原夫妻や、友人のことを心から大切に思っていて、自分が妖怪とかかわることで周りに危害が及ぶことや、不安を感じさせることを恐れています

そのため問題を一人で抱え込んでしまうことが多いです。

斑(まだら)/ニャンコ先生

強力な力をもつ上級妖怪です。

ほこらに封印されていましたが、夏目が妖怪達から襲われて逃げていた際に、あやまって封印を解いてしまいます。

多くの妖を従えることができる「友人帳」を奪おうとしますが、夏目が死んだらくれると言ったことで、夏目の用心棒になることに決めます。

甘いものやお酒が大好きです。

長い間招き猫を依代に封印されていたことで、封印を解いた後も普段は招き猫のような愛くるしい姿をしていますが、本来は優美でカッコいい姿をしています。

夏目レイコ

主人公・夏目の祖母で、若くして亡くなっています。

強い霊能力をもち妖怪達に勝負を挑み、打ち負かしては子分になるように契約させていました

その契りとして、妖の名前を紙に書かせて綴ったものが「夏目友人帳」です。

ガキ大将的な存在で、妖達からは恐れられていました。

しかしレイコは、強い霊能力をもつがゆえに周囲からは理解されずいつも孤独で、そんなレイコに同情する妖もいました。

藤原滋(ふじわら しげる) ・塔子(とうこ)夫妻

主人公・夏目の養父母です。

生まれてすぐ母親を亡くし、幼い頃に父親をなくした夏目は、妖怪が見えることで奇行が目立ち、親戚や周囲のひとから気味悪がられていました。

そのため親戚中をたらいまわしにされていましたが、子供のいなかった藤原夫妻は、遠縁であるにも関わらず夏目をひきとることにしました

夫の滋は口数はすくないですが、頼りになる存在で、いつも優しく、温かく夏目を見守っています。

妻の塔子はおっとりした性格で、まだ幼さが残る夏目を「貴志くん」と呼び、とても大切に育てています。

まさにオシドリ夫婦と言える関係の二人は、夏目がこれまでに味わうことのできなかった家庭のぬくもりを、当たり前のように与えてくれる、心優しい夫婦です。

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夏目友人帳のあらすじ

引用サイト:amazon

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妖怪が見えるという能力をもった、孤独な少年、夏目。

強力な霊能力を持っていた祖母レイコの遺品の「友人帳」を手にしてから、妖怪たちから追われる羽目に…!?

祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐって、用心棒・ニャンコ先生とともに忙しい日々を送っていきます。

妖怪達との不思議な関わり合いが描かれていて、どこか懐かしくあったかい気持ちになれる、そんな作品です。

ほっこり癒されたい、涙したいという方におすすめです♪

 

見えない追手

主人公の夏目貴志(なつめ たかし:以下、夏目)は林のなかを必死に走っていました。

道端を歩いていた同じ高校の同級生の目の前に、藪の中から突然飛び出て倒れこむ夏目

驚き心配する同級生たちに、夏目はあたりをみまわして「…何でもない」「それより近くに神社ってないか?」と尋ねます。

神社の場所を教えてもらった夏目は礼を言うと、すぐさま神社のほうへ走り出します。

嵐のように去っていった夏目に、同級生たちはあっけにとられ、変な奴だとつぶやきます

転校生の夏目を、周りの生徒たちは愛想はいいがちょっと近づきがたいかんじがあると思っていました。

まるで何かに追われているように走っていた夏目をみて「しかし何急いでんだろ」と話す同級生たち。

彼らにはまったく見えていませんでしたが、実は夏目は2体の妖怪に襲われ、追いかけられている最中だったのです

夏目は妖怪を見たり、声を聴くことができる能力を持っているんです!

悲しい過去

幼い頃から妖怪が見えていた夏目。最近は以前にも増して妖怪の姿を見るようになっていました。

神社に逃げ込むと大抵の場合妖怪達が追ってこなくなることを知っていた夏目は、神社に急ぎますが、途中妖怪につかまってしまいます。

「捕まえたぞレイコ…」「かえせ」とつぶやき舌を抜こうとする妖怪。

夏目は必至で抵抗し、妖怪の目玉を蹴ってひるんだ隙に逃げ出します。

逃げながら夏目は、幼い頃のことを思い返していました。

見たくて見ているわけではないのに、見えてしまう自分。

周りにそのことを伝えると、気味悪がられてしまったり、寂しさから嘘をついていると誤解されてしまったり…誰にも理解してもらえない悲しい過去。

夏目は幼い頃に両親を亡くし、親戚のところに引き取られますが、妖怪が見えることで気味悪がられ親戚中をたらいまわしにされた孤独な少年なんです

小さな大妖怪…!?

逃げ続ける夏目。次の瞬間、夏目は何かに引っかかって転びます。

転んだ拍子に引っかかったしめ縄のようなものが切れてしまっていました。

すると、後ろの小さなほこらから声が聞こえてきました。

「よくやってくれたぞ小僧 ああ 外へでられる」

突然ほこらの扉が開いたかと思うと、中にいたのはなんと…

小さな招き猫のような姿の妖怪、(まだら)でした。

夏目をみると「お前 夏目レイコじゃないか…」とつぶやきます。

夏目レイコ(以下、レイコ)は自分の祖母の名であることを伝える夏目。

斑は驚き、そしてレイコのことを夏目に話し始めます。

それはそれは美しい女性で、夏目と同じように妖怪が見えていたこと。

それゆえ誰にも理解してもらえず、いつもいつもひとりだったこと…。

そこでレイコは妖怪相手に憂さ晴らしを始めたのです。

斑は夏目に「ユウジンチョウを知っているかい?」と問います。

夏目には心当たりがありました。しかしそのことを話す前に物音がし、妖怪が追ってきたかと夏目は怯えます。

斑は自分は上級の強い妖怪であり、その力で下級の妖怪は近づけないと夏目に伝えますが、次の瞬間突然夏目にパンチをし、あっという間に消えてしまったのです。

夏目が復活させてしまった斑は、敵なのか!?味方なのか!?この地点ではよくわからないですね!!

「友人帳」

妖怪に関わると、ろくなことがないと思いながら帰宅する夏目。

「おかえり タカシ君」と養母である藤原塔子が迎えます。

青い顔をしている夏目に、わんぱくも結構だけど、体は大事にしてちょうだいと、実の母のように体を心配して叱ります

養父母である藤原夫妻は、あたたかく接してくれる優しい人たちでした。

だからこそ二人に気味の悪い思いをさせたくないと、夏目は妖怪が見えることを隠していました

夏目は祖母レイコの遺品のなかに「ユウジンチョウ」があったはずだと、埃だらけの荷物を開けてさがします。

そして「友人帳」とかかれた、古い書物を見つけました

中にはらくがきのような変な文字ばかり。

しかしページをめくるうちに、なぜか夏目はその文字が読めるようになっていきます。

すると突然、どろんと斑が現れ、友人帳をよこせと夏目に襲い掛かります

斑は友人帳を狙っていて、夏目のあとをつけていたんですね!

しかし夏目は斑に拳で一撃を食らわせ、黙らせます。

スイカを食べながら、話す二人。夏目は友人帳が何なのかを斑に問います。

斑の話によると、夏目レイコは人とうまく付き合えなかった憂さ晴らしに次々に妖怪達に勝負を挑んでいました

霊能力の強いレイコは、負けた妖怪に子分になるよう名前を書かせていました

それを綴ったものが「友人帳」だったのです。

友人帳の持ち主に名前を呼ばれ、命令を受けると逆らうことはできません

多くの妖怪を従えることができるため、斑は友人帳を手に入れたいと考えているのでした。

そして、このあたりの妖怪は夏目のことを探し回っている、お前あぶないぞと斑は夏目に伝えます。

招かれざる客

その時、「ごめんください」と玄関で誰かが呼ぶ声が聞こえます。

夏目が玄関に向かうと、そこにいたのは着物を着た女でした。

夏目をみると女は「ああ やはり」と不気味に笑います

そして「帰ってきたね レイコ」とつぶやくと、「かえせ 名前を…」「ユウジンチョウ」夏目に襲い掛かります

訪ねてきたのは、林の中で夏目を追いかけてきたあの妖怪でした。友人帳を狙っていたのです。

間一髪で攻撃を避けるも、夏目にじわじわと近づいてくる妖怪

するとまた玄関から「ごめんください」との声が。

そして何かが床を這って近づいてくる音

音の方をみると「かえせ かえせ レイコ」ともう一体の妖怪が高速で這いながら襲い掛かってきたのです。

夏目、絶体絶命のピンチ…!!

名コンビ誕生

一度に2体の妖怪に襲われ、夏目は家の外へ飛び出します

走って逃げる夏目に斑も追いかけてきて、再び友人帳をよこせと迫ります

その姿は先ほどまでの招き猫のような姿ではなく、優美な上級の妖怪の姿でした。

夏目の上にのしかかり、友人帳を渡すよう迫る斑。しかし、夏目は友人帳は祖母の大事な遺品だと渡そうとしません

そして、ある意味祖母が世話になった妖怪達に名前を返してやりたいと言います。

おれが途中で命を落としたら友人帳は譲るから 頼むよ先生 力をかしてくれ」と斑に協力してもらいたいと伝える夏目。

斑はしばらく考え、「…よかろう 見届けよう」と承諾するのでした。

こうして協力しあうことになった2人。早速追ってくる妖怪達に名前を返すのですが、その妖怪にはレイコに対する切ないある思いがありました…。

続きはコミックで…!!

 

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