一人の少女が競技かるたの世界に引き込まれ、友達と一緒に成長しながら日本一を目指していく青春ストーリーです。
まだ、自分が夢中になれるものがなかった小学校6年生の綾瀬千早(あやせちはや)は、福井からの転校生・綿谷新(わたやあらた)と出会います。
大人しくてクラスにあまりなじめていない新でしたが、「小倉百人一首の競技かるた」という意外な特技がありました。
千早は、学校恒例のかるた大会で、誰よりも早く、誰よりも夢中で札をはらう新の姿に衝撃を受けます。
その新に、かるたの才能があると言われ、その楽しさを知った千早は、かるたの世界に引き込まれていきました。
そして、友達と夢という一生ものの宝物を見つけた千早は、青春のすべてをかけて、かるた日本一を目指していくのです。
少女マンガですが、手に汗握る競技シーンは、スポコンマンガと言ってもいいほどの迫力で、かるたがつなぐ友情・恋・青春、一途な姿がまぶしすぎて思わず目頭が熱くなってしまいます。
千早は日本一になれるのか?どきどきワクワクのストーリーをネタバレなしで、簡単にわかるようにご紹介していきます。
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目次
作者は「末次由紀」先生
末次先生は、小学校から漫画を描き始め、高校1年生のとき、「太陽のロマンス」でなかよし新人まんが賞佳作を受賞し、デビューしました。
「ちはやふる」はマンガ大賞や、このマンガがスゴイ!を受賞しています。
「ちはやふる」のほかに発表している作品は、以下です。
恋するってことはね | 1995年「別冊フレンドDX Juliet」 |
君のための何もかも | 1996年「別冊フレンド」 |
ハルコイ | 2007年「BE・LOVE」 |
「ちはやふる」の口コミは?
引用サイト:Amazon
口コミを調べてみると、かるたに興味がわく!胸が熱くなる・・・など、高評価なものがたくさんありました。
かるたがやってみたくなる!
⑨ちはやふるに影響されて百人一首覚えた。さらにはかるた会行って習ってたこともある。今でも覚えてるから数少ない私の独壇場になるものだったりする。
源平戦なら3対1だろうと勝てると思う— 七瀬めぐ (@megu124130) March 21, 2021
ちはやふる見てわたしも競技かるたやってみたいって思って地元の会を調べるのを見直すたびに毎回やってる気がする
— ぱーる@19卒社会不適合者 (@pearl_work) March 23, 2021
ちはやふるのおかげで百人一首好きになりまちた( ᷇࿀ ᷆ )
— 饒速水小白主。@絵師 (@migihayamisama) March 26, 2021
胸アツで泣ける
アニメ
ちはやふる最新話これはこれは
もう激アツ胸アツで
涙が止まらんかったな暫定1位の名勝負と結末に俺は
興奮が止まらんかったよ!— SCRAMBLEエッグ (@scramble_xyz) January 16, 2020
ちはやふる42巻何回読んでも胸アツで泣ける????✨なにかに打ち込んでるってすごいなぁ
— えきおく (@Ekioc) July 17, 2019
24巻からようやく買うの再開した。ちはやふる胸アツすぎて涙止まらない。誰か太一について一晩語ろう?( ;∀;)
— たまご (@risa_tamago0311) July 13, 2017
新の「自分のことでないと夢にしたらあかん」という言葉に、そうだ、夢って自分がどうなりたいかなんだと気づかされたり、原田先生の「輝いてる君たちでさえも だれかの物語の一部分だ」には、そっか人生の主役は自分なんだ!とハッとさせられたり、心に響くセリフのオンパレードでいつの間にか涙が頬を伝います・・・。
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「ちはやふる」登場人物
綾瀬千早(あやせちはや)
引用サイト:Amazon
本作の主人公。
小学校6年生のとき、転校してきた綿谷新と出会い、競技かるたの世界を知りました。
読まれた札の最初の音に驚異的なスピードで反応することができる、ずば抜けた聴力が武器です。
美人だけど、まっすぐすぎる不器用な性格で、高校では陰で「無駄美人」と言われています。
夢は、競技かるた・女性の最高位の「クイーン」で、周りからは「かるたバカ」と言われるほど、かるた漬けの日々を送っています。
百人一首の歌を聞いて札を取るという競技です。
読み手が歌の初めの部分を読み、競技者は並べられた札の中からそれに続く歌の後半部分が書かれた札を探して取ります。
読み手が読む歌の最初の一文字を早く聞いて判断することが、相手よりも早く札を取るうえで重要なので、天性の耳の良さを持っている千早は、かるたの才能があると言われているのです。
綿谷新(わたやあらた)
引用サイト:Amazon
千早をかるたの世界に引き込むきっかけとなった重要人物。
幼いころから、競技かるた永世名人の祖父の手ほどきでかるたを学び、全国大会で優勝するほどの実力の持ち主です。
小学6年のとき、千早・太一と出会い、かるたで遊びながら2人と絆を深めていきます。
人並外れた記憶力で、かるたの札の位置を覚えることができます。
競技かるたには、男性・女性それぞれの日本一がいます。
男性の最高位つまり日本一は「名人」で、女性の最高位・日本一は「クイーン」です。
名人を連続5期あるいは通算7期つとめた人に与えられる称号が「永世名人」。
なので、永世名人は伝説的に強いすごい人ってこと!
真島太一(まじまたいち)
引用サイト:Amazon
千早の幼なじみ。
負けず嫌いの性格で、かるたを通じて千早と仲良くなった新への対抗心からかるたをはじめました。
成績優秀・スポーツ万能・容姿もバツグンで、女の子にモテますが、幼いころから千早のことが気になっています。
まつげが長いので、かるた会での呼び名は「まつげくん」です。
全国各地にある、競技かるたの練習をするための教室。
千早・新・太一は、地元の「白波かるた会」に入って、初めてチームで大会に出場します。
原田秀雄(はらだひでお)
引用サイト:Amazon
千早・新・太一が入会した、地元かるた会の会長。
自身も現役かるた選手で、50歳をすぎても名人になることをあきらめていない、アグレッシブな人物で、千早たちのことを見守り、励まし、育ててくれた恩師ともいえる人です。
本業は、開業医です。
「ちはやふる」あらすじ
引用サイト:Amazon |
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「競技かるた」がテーマの鮮烈な青春ストーリー。
繊細なタッチの絵からは想像できないくらい、熱い競技シーンや友情・仲間たちの絆が描かれていて、その少年漫画のような胸アツ展開が、男女問わず支持されています。 「マンガ大賞」受賞!「このマンガがスゴイ!」第一位!の話題作の魅力をわかりやすくご紹介します。 |
小学校編~かるたとの出会い~
小学校6年生の綾瀬千早(あやせちはや)は、自慢の姉がモデルで日本一になることが夢だという女子です。
千早のクラスには、福井から転校してきた綿谷新(わたやあらた)という大人しい生徒がいました。
福井なまりがあって、家があまり裕福ではないことをクラスメートからからかわれていましたが、千早がそんな新のことをかばったことから、二人は話をするようになります。
新には、特技がありました。それは、百人一首の競技かるたです。
ひょんなことから新の家に遊びに行った千早は、姉が日本一になることが自分の夢だと話しますが「ほんなのは夢とは言わんよ 自分のことでないと夢にしたらあかん」と言われてしまいます。
ちょっとムカッとした千早が、新の夢は何なのかとたずねると、競技かるたで日本一になることだと答えが返ってきました。
日本以外でやってる人が少ない競技かるたで日本一になれば、それは世界一ってことだ、とまっすぐ真剣に語る新たに千早は衝撃を受けます。
ひこここで千早は、夢とは自分がどうなりたいかなんだと気づいて、自分の夢について考えだすんだよね
学校恒例のかるた大会の日、かるただったら誰にも負けないという新は、誰よりも速く、誰よりも真剣に札を取って、周囲が驚くなか、どんどん勝ち上がっていき、とうとう決勝戦まで駒を進めます。
決勝戦の相手は、千早の幼なじみの真島太一(まじまたいち)です。
実はずっと千早のことが気になっていて、千早と仲良くなっていく新のことを快く思っていない太一は、絶対負けたくなくて、決勝戦の直前に新のメガネを隠してしまいます。
メガネなしで苦戦している新を見て、千早はいてもたってもいられず、思わず自分が代わりに太一と戦うと言い出します。
新の代わりに試合に出た千早は、負けたくない一心で戦っているうちに、かるたの楽しさに夢中になっていました。
そして、その戦いぶりを見ていた新に、
千早にはかるたの才能がある、自分が名人なら千早はクイーンになる人だ
と言われ、ぼんやりと競技かるたの日本一・クイーンになる夢を意識しだし、かるたの世界に引き込まれていくのです。
ひこ太一はこのあと、新にメガネのことちゃんと謝るんだけど、好きな千早にはメガネを隠したことを知られたくないっていう太一の気持ちを新が理解して、男の友情がはじまるんだよ。
大会後、千早・新・太一は、原田秀雄(はらだひでお)が指導する地元の「白波かるた会」に入ります。
そこで、チーム戦の大会が開かれることを知り、「チーム ちはやふる」を結成し参加することになった三人は「ずっと一緒にかるたしよーね」と約束をします。
しかし、太一は私立の中学に進学、新は福井に引っ越すことになり、チームちはやふるは、小学校卒業後はバラバラになってしまうことに・・・。
高校生編~かるたにかける青春のゆくえ~
時は流れて高校生になった千早は、入学した高校で太一と再会します。
かるたを続けていればまた会えると信じていた千早は、太一にかるた部を作ってまた一緒にかるたをしようと誘いますが、太一は乗り気ではありませんでした。
千早が今も白波かるた会で活動していると知った太一は、その様子を見に行き、かるた会の原田先生と再会します。
「青春ぜんぶ懸けたって新より強くなれない」とかるたを遠ざけていた太一は、ひたむきにかるたに向き合ってる千早の姿と、原田先生の「青春ぜんぶ懸けたって強くなれない?まつげくん 懸けてから言いなさい」という言葉に背中を押されて、再びかるたを手にします。
ひこやる前からあきらめるなっていう原田先生の気持ちが伝わってきて、太一と一緒に読んでるこっちも気持ちが奮い立ってくるシーンです!
かるた部を作ったことを報告しようと新たに連絡する二人でしたが、電話の向こうから聞こえてきたのは、もうかるたはやっていないから連絡しないでくれ、という返事でした。
ショックを受ける千早でしたが、新が大好きな祖父を死がきっかけでかるたを離れていることを知り、いつかまた一緒にかるたができる日まで強くなって待っていようと心に決めます。
ひこ3人でまた一緒にかるたができるって信じてた千早はショックだったと思うけど、いつも新のことばかり気にかけてる千早を複雑な気持ちで見守る太一のことも気づいてあげてほしい!
未経験者も含めてなんとか5人の部員を集めて全国大会を目指すことになった高校のかるた部は、初めての東京予選に向けて練習を積んでいきます。
全国大会に出られるのは、基本的に各都道府県から1校のみです。
競合ひしめく東京予選で、創部1年目のかるた部は無事に勝ち抜き、全国大会の切符を手にすることができるのでしょうか。
エースのプレッシャーに苦しむ千早をはじめ、課題にぶつかりながら成長していくメンバーそれぞれの、団体戦予選、そしてその先にある全国大会、さらに個人戦の最高位名人・クイーンを目指す戦いがいよいよ始まります。
かるた部の全国大会の行方、千早のクイーンを目指す戦いもハラハラドキドキの展開ですが、新にもう一度会いたくてかるたを続ける千早と、千早とかるたができたことを心から喜んでいた新、そしてずっと千早を思い続ける太一の関係がどうなっていくのかも、今後大注目です!
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