ハニーレモンソーダ(通称:ハニレモ)は主人公、石森羽花(いしもり うか)と、羽花の憧れの存在である三浦界(みうら かい)、そしてその友人たちが繰り広げる、青春恋愛ストーリーです。
少女漫画雑誌『りぼん』に現在掲載中の作品で、雑誌『セブンティーン』が調査した2020年「読者が選ぶ好きな少女マンガ&実写化してほしいマンガランキング」において1位を獲得しました。
また2021年7月に、アイドルグループSnowManのラウールさん主演で実写映画が公開されることで、話題になっている作品です。
この漫画の舞台は八美津(はちみつ)高校。
主人公の石森羽花(いしもり うか)は、内向的な性格の優等生で、中学生の頃いじめを受けていました。
そんな羽花が、街で出会ったレモンソーダのような金髪の美少年、三浦界(みうら かい)に憧れ、同じ八美津高校に入学します。
羽花は内向的な性格を変えて明るく楽しく高校生活を過ごしたいと思いますが、なかなかうまくいきません…。
不器用な羽花に界は、ちょっと冷たい態度を取りながらもなにかと気にかけます。
そんな中、羽花を中学でいじめていた同級生たちも同じ高校に入学していて、再びいじめを始めるのですが…。
ハニーレモンソーダは、誰もが思わずときめいてしまうストーリーと、不器用な主人公の成長が胸を熱くさせる漫画です。
基本塩対応の界が、ときより羽花に対して見せる優しさに胸キュンが止まりません。
また、羽花の恋愛模様だけではなく、自ら周りの人と関わり合いをもち、成長していく姿が丁寧に描かれています。
胸キュンしたい方、自分を変えたいと思っている方にぜひおすすめしたい漫画です。
この記事では、ハニーレモンソーダのあらすじとその魅力をお伝えしながら、実際に読んでみたいという方へむけて、試し読みができるおすすめ電子書籍サイト&アプリをご紹介していきたいと思います。
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目次
ハニーレモンソーダってどんな漫画?
引用サイト:りぼんわくわくステーション
作者は村田真優(むらた まゆ)先生!
引用サイト:りぼんわくわくステーション
ハニーレモンソーダの作者、村田真優先生についてご紹介していきます。
*村田真優先生ヒストリー*
????年1月24日 | 熊本県に生まれる |
2005年 | 「りぼんオリジナル」12月号で、リボン漫画スクール準りぼん賞受賞作『君の瞳に』でデビュー |
2006年 | 「りぼん」11月号に『ドクロ×ハート』を掲載し、りぼん本誌に初登場となる |
2011年-2014年 | 「りぼん」にて初連載作品となる『流れ星レンズ』を連載 |
2015-2016年 | 「りぼん」にて『またあした』を連載 |
2016年-連載中 | 「りぼん」にて『ハニーレモンソーダ』を連載 |
2021年 | 『ハニーレモンソーダ』が実写映画化 |
*発売中の主なコミック*
読み切り短編作品集
作品名 | 発売 |
ドクロ×ハート | 2007年 |
妄想シンデレラ | 2009年 |
インザチョコレート | 2011年 |
不可思議クローゼット | 2015年 |
連載作品
作品名 | 発売 | 巻数 |
流れ星レンズ | 2011-2014年 | 全10巻 |
またあした | 2015-2016 | 全3巻 |
ハニーレモンソーダ | 2016- | 2021.5現在 16巻 |
※すべて集英社りぼんマスコットコミックスより刊行
登場人物
石森羽花(いしもり うか)
引用サイト:りぼんわくわくステーション
この漫画の主人公で、八美津(はちみつ)高校の一年生です。
内向的な性格で、コミュニケーションが苦手。
人前では緊張のあまり、動けなくなってしまう様子から、「石」と呼ばれいじめられていました。
有名進学校に合格圏内と言われるほど成績がよかったものの、自由な校風の八美津高校に憧れ、入学することに決めます。
高校に入学してからは、憧れの存在である三浦界(みうら かい)のおかげで、徐々に自ら人とコミュニケーションを取れるように。
界と仲良くなるにつれ、異性としても意識するようになっていきます。
映画では、テレビドラマ「恋はつづくよどこまでも」にも出演していた、吉川愛さんが演じています。
☪︎
𝖧𝖠𝖯𝖯𝖸 𝖡𝖨𝖱𝖳𝖧𝖣𝖠𝖸 𝖴𝗄𝖺 𝖨𝗌𝗁𝗂𝗆𝗈𝗋𝗂 🍯🍋🥤
とても 消極的 だった 羽花ちゃん が
界くん 達と 出会った 事に よって
自分 を 変え る
そんな 羽花ちゃん を 本当に 尊敬 してま す💍
可愛い 可愛い 羽花ちゃん 大好き です ⋆☽︎︎·̩͙#ハニーレモンソーダ #石森羽花
— もも (@yumomo___067) March 2, 2021
三浦界(みうら かい)
引用サイト:りぼんわくわくステーション
羽花と同じクラスで、レモンのような金髪が特徴的な美少年です。
基本的に塩対応で、滅多に笑顔をみせません。
人に媚びず、自分の気持ちに正直に行動するタイプで、クラスで一目置かれる存在ですが、不器用な羽花を気にをかけ、なにかと世話をやきます。
好きな飲み物はレモンソーダというかわいらしい一面も。
映画では、アイドルグループSnowManの最年少メンバーでもある、ラウールさんが演じています。
ハニレモの界くんがずっと好きで あれ以上のツンデレとイケメンを知らん。実写化されるってないわって思ったけど また別でラウールくんがかっこいいことだけは分かった。
— ぬぴ (@rmn_np) February 10, 2021
遠藤あゆみ(えんどう あゆみ)
羽花のクラスメイトでよく界と行動をともにしている女友達ですが、のちに羽花の親友になります。
制服を個性的に着こなし、明るく活発な性格とそのかわいらしいルックスから、上級生の男子たちにも人気がある女の子です。
映画では、元Seventeenモデルで、現在はnon-noモデルを務め、痛快!スカッとジャパンにも出演されている、岡本夏美さんが演じていました。
朝からハニレモを読み返してあゆみちゃんの尊さについて深く考えていた
主人公の親友ポジで歴代最高に天使だと思うあゆみちゃん— たまごたむ (@toritamagoegg) February 3, 2018
ハニレモの魅力を分析!!
不器用だけど頑張り屋。そんな主人公の成長が胸熱!!
主人公、羽花は不器用な性格で、行動が空回りしてしまうことが多々あります。
それゆえ、最初はクラスメイトに下にみられがちでしたが、様々な場面で一生懸命頑張る羽花の姿に、徐々にその魅力に気づき、認め始めます。
そして界や周りの友人とのかかわりによってさらに成長し、人付き合いが上手ではなかった羽花が、積極的な性格へと変貌していきます。
そんな彼女の成長は、この作品の登場人物たちだけでなく読者のこころも動かし、思わず応援したくなっちゃうんです。
ハニレモ買った♡♡
むらまゆ先生の漫画可愛いし青春だしで大好き(*´˘`*)♡
羽花ちゃんの頑張りが応援したくなるよ…!! pic.twitter.com/JLZ8E5bgkk— かのん (@kanonon2) May 27, 2016
界のギャップにキュンがとまらない…!!
羽花の憧れの存在、三浦界。
羽花に対しては基本的に厳しい態度(いわゆる塩対応)ですが、実はとても優しい性格であり、彼女のことを考えているがゆえの行動をしていることが、明らかになっていきます。
実は誰よりも羽花のことを気にかけている界。
「声小せぇよ」「なめんどくせぇな」と厳しい態度をとりながらも、羽花がいじめられている時や、困っている時には必ず手を差し伸べる優しさを持っています。
そんな界の言動に、思わず誰もが胸キュンしてしまうんです。
ほんのちょっとしたキッカケで人は変わっていける。
自分を受け入れてくれる友達だったり、好きな人の存在がその力をくれる。
羽花ちゃんがこれからどんな素敵な女の子になっていくのか?続きが楽しみ!
ツンデレ界くんの時折掛ける素敵な言葉にキュンとする。#ハニーレモンソーダ #しゅか書店 pic.twitter.com/Jx9n0JCsE3
— ハッピーなくぎゅ@超朱夏人 (@azunyansenyou) March 5, 2020
大人の心もグッとつかむ青春ストーリー
ハニーレモンソーダは、実は同年代の女の子だけでなく大人の女性からも大人気の作品なんです。
登場人物たちが羨ましくなってしまうほどの学園生活と友情、そして恋愛。
この漫画には、読んでいるだけで青春時代に戻れるようなフレッシュさがあります。
「りぼんはもうずいぶん前に卒業した」という方も、ハマってしまうこと間違いなしです。
アラフォーに足を突っ込んだおばさんだけど
ハニーレモンソーダを読んでキュンキュンしてる♡
はぁーーー界くん♡♡
もう旦那には冷めきってるし子供たちが1番だから恋したいとか思わないけど
漫画の世界で妄想してニヤニヤするのは私にとって必要だな♡— りんごるん111 (@saaaa_dabaja) August 6, 2020
ハニレモのあらすじをご紹介!
引用サイト:amazon |
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内向的な性格から、いじめを受けてきた主人公、石森羽花(いしもりうか)が、街で偶然出会った金髪の男子高校生、三浦界(みうらかい)に心惹かれていく姿を、爽やかに描いた青春ラブストーリー。
不器用な羽花が自ら周りと関わり合いをもち、成長していく姿に、思わず胸が熱くなります。 そして基本塩対応の界が、羽花に対してときより見せる優しさに、胸キュンが止まりません…!! ときめきが不足している方、自分を変えたいと思っている方におすすめしたい作品です!! |
刺激的な出会い…!?
物語の舞台は、自由な校風が特徴の私立、八美津(はちみつ)高校。
満開の桜の下で、主人公の石森羽花(いしもり うか:以下、羽花)は、新入生と先輩がもめている横を通りがかり、レモンソーダを思いっきり浴びせられます。
ジュースをかけたのは金髪の新入生、三浦界(みうら かい:以下、界)。
目立つ風貌の界は、調子にのるなと先輩達に絡まれ、持っていた炭酸を思いっきり振り、先輩めがけて噴射…!!
…のつもりが、さっと避けられ、そばを通っていた羽花がびしょぬれに。
大丈夫かと真っ先に駆け寄って心配したのは、界の友人遠藤あゆみ(えんどう あゆみ:以下、あゆみ)。
あゆみに謝るように言われ、界はごめんと一言ぶっきらぼうに謝罪をします。
じっと界に見られた羽花。真っ赤になって固まり、小さな声で謝りながら一目散に逃げていきます。
内気な羽花は、中学時代いじめられていました。つけられたあだ名は「石」。
高校では明るく楽しく毎日を過ごしたいと思っているのですが、人前に出るとどうしても固まってしまうのでした。
そして羽花は、同じクラスの界にひそかに憧れていました。
ひこ憧れの存在の界にじっと見られて、内気な羽花は思わずその場から逃げてしまったんです
朝の教室で2人きり
次の日の朝、高校で自分を変えなければ…、と気合のはいった羽花は、誰よりも早く教室につきます。
そして、誰もいない教室で、クラスメイトに明るく大きな声であいさつをするべく、一人であいさつの練習をはじめます。
すると突然教室のドアが開き、そこに界が立っていたのです。
誰もいない教室であいさつをしているところを、よりによって憧れの存在の界に目撃され、消えてなくなりたくなる羽花…。
すると界は「おはよう」と言います。
中学の経験から、挨拶されたり話しかけてもらうことに慣れていない羽花は、一瞬誰に向かって言っているのかと固まります。
「…シカト? 石森さん」と界に言われて、やっと自分へ向けた挨拶だと気づきます。
戸惑う羽花に界は、一緒に挨拶の練習をし始めます。
何気ないやり取りでしたが、羽花は憧れの界が自分に挨拶をしてくれたことが、信じられません。
ひこ白い目で見られてもおかしくない状況…。そんな中で界が自分に挨拶をしてくれたことが、羽花はうれしくて仕方がなかったんです。
授業中の涙
その日の授業中、羽花の隣の席のあゆみは、教師に難しい問題を答えるよう当てられ、パニックになっていました。
その問題を解いていた羽花は、教えてあげたいと思いますが、友達じゃないし大きなお世話かもしれない…と悩みます。
考えた挙句、思い切って勢いよくあゆみにノートを差し出す羽花。
…と同時に羽花に話しかけ、助けを求めるあゆみ。
思わず目を合わせ驚く二人。
あゆみは羽花に教えてもらったとおりに答えると、見事正解するのでした。
誰に聞いたのかと驚く周囲に、あゆみが羽花に聞いたと答えると、「すげー石森さん」「いい人ー」と話題になります。
羽花は、その反応を目の当たりにし、みんなが良い面で自分のことを話してくれていることが信じられないと、ひそかにうれし涙を流すのでした。
ひこなんてことないやり取りですが、いじめられていた羽花にっとては奇跡のように感じられ、思わず涙してしまいました。
悪夢再び…
授業終了後、あゆみは羽花にお礼を言い、次の授業の教室へ一緒に行こうと誘います。
誘われ慣れていない羽花は一瞬固まりますが、行くと慌てて答えます。
にっこり笑うあゆみ。中学でいじめられていた羽花には、こんな日が来るなんて夢のような出来事だったのです。
しかし、次の瞬間聞こえてきたのは「あれ?石じゃん?」と話す声。廊下にいたのは、羽花をいじめていた中学の同級生たちでした。
仲間同士で羽花をいじめていたことを話し盛り上がる同級生たち。
それを聞いていた羽花のクラスメイトたちは一気にザワつきます…。
あゆみはそんな中学の同級生たちに対して怒るのですが、そのいたたまれない空気に羽花は、思わず逃げ出してしまうのでした。
ひこ夢のようなうれしい出来事の後に、よみがえる悪夢…。胸が締め付けられます。
なにもかわらない
図書室に逃げ込んだ羽花ですが、これじゃあいままでと一緒じゃないかと落ち込みます。
そして日誌を開き、思わず今の自分の気持ちを書き込みます。
変わらなきゃと気を張りすぎてプレッシャーになって、逆に呪いをかけているみたい、と。
するといつの間にか界が横にいて、その日誌を読んでいたのです。
界は一言「…うざ」と言い、羽花は思わず謝ります。
またもや落ち込む羽花。ふと窓の外に目をやり、目に入ってきた光景に、思わず外へ走り出します。
羽花が目にしたのは、中学の同級生たちが羽花の上履きをゴミ箱に捨てて笑っている姿でした。
ゴミ箱に駆け寄る羽花。捨てられた自分の靴をみて、なにもかわらないということ、こんな目に合っても、なんとも思わないよう感情を押し殺している自分に気づきます。
後ろから歩いてきた界は「なんかリアクションしろよ だれかに言えよ 助けてって」と言います。
「…誰…に…?」と悲しい目をして聞く羽花。そして走ってその場を後にします。
ひこあゆみやクラスメイトとのやり取りで高校では変われそうな気がしていた中での出来事。羽花は思わずいままで通り、石のように感情に蓋をして辛い思いを押し殺します。
…変わりたい!
場面は回想シーンに入ります。
羽花が中学三年生の冬。
羽花の両親はとても優しいのですが、過保護なところがあり、嫌なら無理するな、難しいならやめなさいといわれて育ってきました。
高校も進学校である真聖(しんせい)高校をすすめられ、羽花は両親の言われるがまま、真聖を受験することになっていました。
担任も問題なく受かるだろうと太鼓判を押していました。
しかし羽花は、環境ではなく自分自身を変えたいという思いがあり、自由な校風の八美津高校に憧れる気持ちがありました。
二つの高校で悩む羽花。2校のパンフレットを眺めながら街中を歩いていると、人にぶつかります。
ぶつかったのは羽花をいじめているクラスメイト。羽花のもっていた真聖のパンフレットを目にすると、くそダサい制服がお似合いだとバカにして去っていきます。
その場に座り込み、悲しく悔しい感情を押し殺す羽花。すると目の前で誰かが立ち止まります。
見上げるとそこにいたのは、レモンソーダを持った金髪の少年。
すると少年は、八美津高校のパンフレットを拾い上げ、「こっちが案外似合うんじゃねぇの …まぁ オレも行くんだけど」と言い、去っていきます。
羽花はその言葉に、その場で思わず涙し、「変わりたい」とつぶやきます。
後日、真聖学園の入試を受けた羽花ですが、鉛筆を持つ手が全く動きません…。結果はもちろん『不合格』。
こうして羽花は、意図的に受かると言われていた高校に落ち、滑り止めにしていた八美津高校に入学することになったのです。
界はこの時のことを覚えていないかもしれませんが、界に出会ったあの日から、羽花は八美津高校に入ることを決意していました。
ひこ変わりたいと思う羽花の背中を押してくれたのは界だったんですね。
反撃開始…?!
次の日。
中学のいじめっ子たちが、廊下で羽花を取り囲み、パンを買ってくるように命令します。
羽花がおもむろにカバンから取り出したのは、パンを買ってくるための財布かと思いきや、レモンソーダでした。
そしてシャカシャカと降ると、いじめっ子にめがけて噴射します。
いじめっ子たちは怒り狂い、突き飛ばされる羽花。
その様子を見ていた界。羽花のもとへ歩み寄り…。
ひこ反撃に出た羽花ですが、再びいじめっ子たちに屈してしまうのか!?それを見ていた界がこのあととった行動とは…?!このあと待ち受けている胸キュンの展開。続きはコミックで!!
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