声優の下積み期間は何年?あの人気声優2人の実例も紹介します

※プロモーションを含みます。

近年、声優になる人、なりたいと思っている人は急増中です。

そのため、声優界は飽和状態になり、
声優として生活していけるまで
下積み時代を長く過ごす人は多そうですよね。

あまりに下積みが長いと、
いつまでも花が咲くことがなく、バイト生活になってしまうかもしれません。

 

そんな不安を感じている方に今回は、
声優の下積み期間はどれくらいなのか、
実際の声優の実例を参考に紹介していきます。

 

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下積みはいつからいつまでのことを言うの?

そもそも下積み期間はいつからいつまでなのかを
ここで確認しておきましょう。

まずは「いつから」です。

声優を目指してから、養成所に入ってから…
などと人によって定義が違うと思いますが、
この記事では、

「養成所に入るなど、本格的に声優の稽古をし始めてから」

と定義します。

「いつまで」なのか、については、

「声優の仕事一本で生活がしていけるまで」

と定義しましょう。

下積み期間

Rehearsal of women’s chorus concert

では、下積み期間の最初の養成所には何年くらい通うか解説していきます。

養成所・専門学校

結論から言いますと、
1年から3年ほど養成所か専門学校に通います。
中には半年しか通わない養成所もあるようです。

年数が違う理由は、
通う養成所などによって年数が違うから
です。
それ以上養成所に在籍することはできません。

進級できなかったなどの理由で他の養成所に通い直すと、
また1~3年ほど養成所などに通う必要があります。

コウ
コウ

全くの未経験でも受けられるオーディションもあるけれど、
受かる確率はかなり低いんだ

あかね
あかね

やっぱり養成所などに行く方が事務所に入りやすいのね

声優事務所のオーディションを受ける

養成期間を終えると、
養成所の母体である声優事務所への所属オーディションを受けて、
合格すれば声優プロダクションに所属することができます。

声優として仕事をするためには
声優プロダクションと言われる芸能事務所の
所属声優になる必要があります。

ただし、他の母体の声優事務所のオーディションを
受けることができない
ことが難点です。

もし声優プロダクションへのオーディションに落ちてしまったら、
「声優になることを諦める」か、
「別の母体の声優養成所に通い直す」の二択になります 。

通い直すとなると、また1~3年と時間がかかってしまいます。

あかね
あかね

自分の通う養成所と同じ系列の
声優事務所のオーディションに受からなかったら
別の養成所に通いなおしになるのね…

コウ
コウ

別の養成所に通い直した経歴を持つ有名な声優さんはいるから、
絶対に声優になれない!と思う必要はないかも

見習い期間の預かり所属

あかね
あかね

声優事務所のオーディションに受かったら
声優として生活していけるわね!

コウ
コウ

実は声優事務所には入れたからと言って
そこでゴールではないんだ

「オーディションに合格すれば晴れて声優になれる」
と思いますが、始めは預かり所属としての所属となります。

預かり所属とは、正式な所属声優になるための見習い期間で、
AKBで言うと研究生のようなものです。(古いでしょうか)

正式な所属になるには、
プロダクションに自分の能力を認めてもらう必要があります。

ですので、この期間中も養成所の時のように
プロダクションが行うレッスンに参加しなければなりません。

養成所の時よりレベルの高いレッスンを受けながら、
様々なオーディションを受けることになります。
実際に声優として活動していけるレベルに達しているかを見られます。

ちなみに、預かり所属から正所属に上がるためには、
オーディションのようなものは存在しません。

この期間は、基本的には2年~3年が多いのですが、
実力が認められないと
1年ほどで所属が打ち切りとなることもあります。

正所属になれるか打ち切りになるかは、
この期間でどれだけ成果を残せたかによって決まります。

あかね
あかね

声優事務所に入っても
まだ努力をする必要があるとは…!

コウ
コウ

仮に正所属になれたとしても
まだまだ壁はあるんだ

正所属

預かり所属から正所属になれたら、
プロダクションと正式に契約できたということになります。

預かり所属の時と比べて、
オーディションなども優先的に受けることができます。

正所属となってからもプロダクションとの契約は無限ではなく、
1年から3年が大半です。

ですので、声優として仕事を続けていくためには、
常にプロダクションへ認められるように努力する必要があります。

あかね
あかね

養成所から最短で4年ってところかしら

コウ
コウ

4年で生活できるレベルの声優になれる人はごくわずかだろうね

声優として生活していけるまでの壁

声優として生活していけるまでに、
乗り越えなければならない壁を紹介します。

これを乗り越えられることができれば、
声優として生活していけるようになるでしょう。

1.毎月固定の給料がない

正社員と違い、プロダクション所属の声優の給料は
基本的にもらった仕事に対して報酬が支払われる
「歩合制」
となっています。

(所属するプロダクションによっては固定給のようですが、
今回は歩合制について説明します。)

多くの声優がプロダクションに所属していますが、
正社員や契約社員ではなく、個人事業主の扱いとなっています。

そのため正社員のような「給料制」ではなく、
実力と仕事の量で収入が決まる「歩合制」になります。

また、アニメや映画は放映される時期が決まっているため、
収録の繁忙期と閑散期もあるため、収入が安定しないようです。

仕事がなければ月の給料が0円という、大変厳しい世界ですね。

2. オーディションの倍率が高い

オーディションの倍率が高いことも理由として挙げられます。

過去に、応募総数2000以上に対して、
声優に抜擢されるのはわずか3名という
倍率が700倍近くのオーディションもあったようです。

あかね
あかね

700人に1人だなんて…狭き門ね

鬼滅の刃の不死川実弥役の関智一さんのように、
有名な声優なら直接オファーが来ることもあります。

ですが、新人の頃にオファーの話はまずありませんので、
かたっぱしからアニメのオーディションを受けなければなりません。

人気のアニメの役ともなれば、更に人が集中し、倍率は高まります。

それに加えて、有名な声優もオーディションに参加するので、
席の取り合いになるでしょう。

3.声優を目指す人が増えてきている

声優として生活していくのが難しいのは、
声優を目指す人も増えているのも理由の一つです。

今や声優志望者を合わせると30万人以上いると言われています。

前述しましたが、声優を目指す人が増えているということは、
それだけオーディションの倍率も上がります。

その大人数の中から、
生活していくほどのオーディションを勝ち取ることが
いかに大変なことかが分かります。

コウ
コウ

この3つの壁を乗り越えられたら
声優として生活していけるくらいになれるよ。

以上3つが、声優として生活していくために
乗り越えなければならない壁であることを説明しました。

下積みが長かった声優まとめ

Asian women suffering from sportswear

次は、下積みが長かった声優を
実例とともに紹介します。

「あんなに有名な声優さんでも昔は長い下積みがあったんだ」
と、今現在下積みで苦しんでいる人の励みになると思います。

あかね
あかね

一読の価値ありね!

下野紘

引用:タウンワークマガジン

代表作:「進撃の巨人」コニー・スプリンガー役

下野さんは22歳の時に「ラーゼフォン」の主役に抜擢。
主役級になれば声優として安定するかと思いきや…。

デビューして運良くすぐに主役の座を獲得することができて、

「これなら声優業だけでも食べていける!」と

自分でも思っていたんですが、その考えは正直甘かったかな。

引用:タウンワークマガジン

その後のオーディションには落ち続けて、
20代後半になってもバイト生活だったようです。

自分の夢を支えたのは、まぎれもなくこのバイト生活のお陰です。

お金を稼ぐことで生活の基盤をつくることができたのはもちろん、

夢をかなえるためにどうすれば良いか考える時間を持つことができた。

引用:タウンワークマガジン

声優業が軌道に乗り始めたのは20代後半になってから。
だいたい5、6年ほどの下積みを経て今に至るようです。

今や大人気声優となった下野紘さんも
このような下積み時代があったとは意外ですよね。

しかし、「どうすれば夢をかなえることができるか」
真剣に考えることができた時期でもあったので、
今こうやって活躍できる声優となったのではないでしょうか。

小林裕介

引用:ライブドアニュース

代表作:「炎炎ノ消防隊」アーサー・ボイル役

小林裕介さんは異色の経歴に持ち主で、
最初は電機メーカーの正社員として働いていたそうです。

声優になるために会社を退職したものの、
4年が経っても取れる役はモブキャラだったそうで…。

実家暮らしだったんですけど、両親の顔もまともに見れなくて、

家に帰るのもツラかった記憶があります。

引用:ライブドアニュース

家族に合わせる顔もないと感じていた小林さん。
家族に会わないようにと両親が寝静まった後に
家に帰ってくる日が続いたそうです。

そんなある時、松岡禎丞さんが主演のアニメに触発されたようで…。

事務所に掛け合ったり自分のツテを頼ったりして、

高校生向けの演劇鑑賞会に出たり、ミュージカルに出たりと、

とにかく芝居をする機会を増やしてスキルアップに専念しました。

それによってどのくらいお芝居がうまくなったかは

自分ではわかりませんけど、

思い切りだったり度胸のようなものは確実についたと思います。

引用:ライブドアニュース

活躍している人に触発されて自らスキルアップに専念し、
見事主演のアニメを勝ち取ることができました。

腐りそうになっても、諦めずに声優の夢を追いかけた結果ともいえます。

以上の声優の他にも、
「鬼滅の刃」の冨岡義勇役の櫻井孝宏さんは
上京して5年経ってから声優の仕事で食べていけるようになったり、

「アイドルマスターシンデレラガールズ」の緒方智恵理役の大空直美さんも
オーディションを40回受けて合格が1回だったりと、

声優一本で生活していくことができるようになったのも時間がかかったようです。

あかね
あかね

今活躍している声優さんも苦労していたのね

コウ
コウ

その苦労を乗り越えて、大人気の声優になれているんだろうね

まとめ

養成所は1~3年、見習い期間は2~3年、正所属は1~3年が相場

声優として生活していけるには、収入と倍率の壁を乗り越える必要がある

有名な声優でも下積み期間は4~5年ほどある

以上、厳しい声優事情を紹介していきました。

今では活躍している声優でも、
苦労していた時代があったなんて驚きですよね。

「諦めずに挑戦すれば、必ず夢は叶う」のはごく一握りでしょうが、
努力したからこそ活躍できる声優になれるのでしょう。

声優の実例を見て、
下積みで苦しい時期を過ごしている方も、
これから声優を目指している方の励みになればいいなと思います。

 

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