「ヲタクに恋は難しい」のあらすじ紹介! ヲタク共感のラブコメ!

※プロモーションを含みます。

「ヲタクに恋は難しい」(略称 ヲタ恋)は、OL・桃瀬成海と、サラリーマン・二藤宏嵩を中心にヲタク(表記は作品名に従います)同士の恋愛模様をコミカルに描く、ラブコメ作品です。

コウ
コウ
うーん、ラブコメってあんまり読まないんだよね…
ラブコメは興味ないなって人でも、ギャグっぽい会話の数々に思わず笑っちゃうし、読んだあとは恋愛っていいなって素直に思えるお話もあるんだよ!
あかね
あかね

 

シリーズ累計発行部数が1000万部(電子版含む)を超える、大人気コミックの本作。

「ラブコメは苦手…」と感じる方でも、ギャグシーンが豊富なため読みやすいですし、読み終わった後は「ヲタクっていいな」「恋愛っていいな」と感じてもらえると思います。

また、作者によると1巻で完成する落としどころを考え、2巻以降はボーナストラックのようなイメージ、と語られていますので、試し読みがしやすいのも魅力です。

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作者は「ふじた」先生

ふじた先生は、兵庫県のご出身の女性漫画家。大阪総合デザイン専門学校 マンガ学科を卒業後、2014年に本作「ヲタクに恋は難しい」をpixivに投稿し、デビューされました。

本作の誕生には、先生の学生時代が関係しており、様々なジャンルを愛好する学友たちを見て、そこに恋愛要素とギャグ要素を足したら面白くなるのでは、という着想から描かれているのだそう。

また、企画が中々通らず漫画の描き方が分からなくなっていったので、リハビリとして自分が面白いと思える漫画を描こうという思いから本作が誕生した、とも語られているそうです。

現在は、2015年にpixivと一迅社が共同で立ち上げたWebマンガ誌「comic POOL」にて本作を連載されています。

受賞歴一覧

Pixivオリジナルコミックブックマーク数 歴代1位
2014 第1回 次にくるマンガ大賞 本にして欲しいWebマンガ部門 1位
2015 このマンガがすごい! 2016 オンナ編 1位
2015 2015 コレ読んで漫画RANKING BEST50 11位
2016 全国書店員が選んだおすすめコミック2016 8位
2016 第6回 NEXTブレイク漫画RANKING BEST50 6位
2017 全国書店員が選んだおすすめコミック2017 9位
2017 第41回講談社漫画賞 一般部門 ノミネート
2017 Webマンガ総選挙 一般部門 1位

「ヲタクに恋は難しい」の口コミ

引用サイト:YouTube

共感の声が多数ある「ヲタクに恋は難しい」の意見を集めてみました。

「尊い」「こんな恋がしたい」など、感想の声が続々!

作中キャラの恋は別に難しくない、という指摘も

あかね
あかね
それでも作品としては面白いという口コミも多いです!

「ヲタクに恋は難しい」の登場人物を紹介

桃瀬成海(ももせ なるみ)


(画像右側)
引用サイト:Amazon

本作の主人公。26歳OLで腐女子
二藤宏嵩とその弟・尚哉(それぞれ後述)の幼馴染。

お茶出しもできないほどのダメOLで、上司の樺倉には仕事もできず胸もない笑顔がかわいいだけが取り柄と評されています。

漫画・アニメはもちろん、乙女ゲームや、コスプレなど様々なジャンルを嗜んでおり、現在は同人作家としても活動中。複数の嫁キャラを満遍なく愛する、一夫多妻なキャラです。

二次元の初恋キャラは、土井先生(落第忍者乱太郎 及び 忍たま乱太郎より)

社交性は高い方ですが、ヲタクであることは隠しており、新しい職場でも周囲へのヲタバレを極度に恐れていました

恋愛経験は豊富ですが、自分への好意に対して気付くことができない鈍感。

宏嵩のことも大事なヲタク友達として認識していた為、彼と恋愛する気はありませんでしたが、宏嵩が自分と付き合うことのメリットを説き、交際を始めることになります。

用語解説

腐女子(ふじょし)
腐女子とは、BL(ボーイズラブ)などの男性同士の恋愛を扱う作品を好む女性のことです。
女性ヲタクの中の一ジャンル、という位置づけで、女性ヲタク=腐女子ではありません

同様の趣味を持つ男性の場合は、腐男子(ふだんし)、腐兄(ふけい)などと呼ばれています。

二藤宏嵩(にふじ ひろたか)


(画像左側)
引用サイト:Amazon

イケメンハイスペックメガネなサラリーマン。26歳。
成海の幼馴染で、現在は会社の同僚 兼 恋人です。

同僚の小柳からは「仕事はできるし浮気はしなさそうだし、私らヲタクに理解あるし ていうかヲタクだし スタイルいいからコスプレとか似あいそうだし 何よりイケメン」「最優良物件」、と言われるほど高く評価されています。

そんな彼は、ゲームがないと死ぬほどの重度のゲームヲタク
ゲームが好きすぎて、寝食を忘れて没頭し、倒れてしまったことも。

ヲタバレを恐れる成海とは正反対で、ヲタクを隠す気も、改める気もないというタイプ。
初恋のキャラはナコルル(格闘ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズほか)

決して人嫌いではないものの、興味がなく、感情をあまり顔に出さないキャラですが、LINEではかなり饒舌で、顔文字やスタンプもよく使っています。

かなりの近眼で、裸眼ではPCの画面スレスレまで近づかないと視えないほど。
幼少期のトラウマが原因で、雷が苦手。

小柳花子(こやなぎ はなこ)


(画像右側)
引用サイト:Amazon

成海や宏嵩の同僚。27歳。

演劇、舞台などを好む三次元嗜好のヲタク
男性キャラ専門のコスプレイヤーとして、その界隈では結構な有名人です。
アニメや漫画も好きで、BLも読みますが、ゲームはやらないタイプ。

同僚の成海とはお互いを「なる」「花ちゃん」と呼び合い、魂の戦友(とも)と評するほど仲がいいのですが、推しのカップリングだけはどうしても嚙み合わない一面も。

初恋のキャラ(というか人物)は、天海●希(2.5次元。表記は原作準拠)

交際中の樺倉とともに、運動ができるタイプのヲタクで、高校時代は男子バレー部の主将の彼(彼女は女子バレー部主将)と、体育館を取り合って、争っていた犬猿の仲でした。

元々漫画やアニメには興味がなかったものの、なんだかんだ絡む樺倉に影響されるような形で観始め、さらに高校3年の時にはコスプレを始め、現在に至る、という感じです。

樺倉のことを、バカ倉と呼ぶ場面も。

樺倉太郎(かばくら たろう)


(画像左側)
引用サイト:Amazon

成海、宏嵩、小柳の上司。28歳。
真面目で面倒見のいい先輩ですが、顔が怖いのが難点。

メジャーな作品を嗜み、ヒーローものや美少女系などのベタな題材を好んでいます。
それなりにグッズも持っていますが、一般人以上 ヲタク未満なライト(軽めな)ヲタク。

初恋のキャラは音無響子(めぞん一刻より)

ヲタクは総じて恥ずかしいものだと思っており、主要キャラを除いて、周りに隠しています。
自分はヲタクではないと思っているものの、その比較対象が成海や宏嵩なので、実際は十分ヲタク。

高校卒業を機に、後輩の小柳と付き合い始め、現在に至ります。
彼女とは、いわゆるケンカップルであり、しょっちゅう口論しています。

「ヲタクに恋は難しい」のあらすじ


引用サイト:Amazon
4.5
不器用なヲタクの恋愛模様をコミカルに描いたラブコメ作品。

作内随所に散りばめられた一般にも通じるネタから、ちょっとマニアックなネタまで、飽きずに楽しめます。

ラブコメ好きも、そうじゃない人も、ヲタクな人も、ヲタクじゃない人も、必見の漫画です!

成海と宏嵩

主人公・桃瀬成海は、交際1周年を機に彼氏にヲタク趣味をカミングアウトするも、腐女子は生理的に無理という理由でフラれてしまい、同じ職場内で気まずくなって転職することに。

出勤初日、同僚の小柳と社内周りの最中、通路で幼馴染・二藤宏嵩と偶然再会した成海は、うっかり声をかけてしまいます。

周囲へのヲタバレをなんとしても避けたい成海は、秘密(=ヲタク趣味)を知る宏嵩を警戒し、早めに会話を切り上げようとしますが、彼が去り際「今度のコミケは参加すんの?」と聞いてしまったことで、彼女の秘密はあっさりバレてしまうのでした。

コミケとは、コミックマーケットの略称で、世界最大規模の同人誌即売会です。
年2回行われ、8月の中旬(お盆)と、12月の下旬(年末)に開催されています。

後日、二人で飲みに行った成海と宏嵩。

宏嵩が店員に「彼氏さん」と呼ばれたことがきっかけで、宏嵩は大事なヲタク友達であって恋愛対象の異性じゃない、とぼやく成海。

そして飲みながら成海のゲームをひとしきり手伝った帰り道。

「やっぱり持つべきものは宏嵩だな~」
「じゃあ俺でいいじゃん」

彼の唐突な言葉を理解できない成海は思わず「何がですか?」と聞き返します。
それは宏嵩なりの告白でした。

自分なら(ゲームの)素材集めも、レベル上げも手伝うし、残業しても待つし、失望させたりしないし、イベントの売り子として同伴もできる、と自分と付き合うことのメリットを語り、成海はそれを受け入れます。かくして二人のヲタクの交際は始まったのでした。

しかしその後、成海は宏嵩を避けるようになってしまいます。
その理由はなんとなく気まずい(本音は顔を見ると恥ずかしくなってしまう)から

成海に対し理由もなく避けているのでは宏嵩が可哀想だ、という小柳。
一方、宏嵩に成海の仕事に支障が出たら困るという理由で決着をつけるよう指示する樺倉。

二人の言葉を受け、成海と宏嵩は社内エレベータ-の前で話し始めます。

宏嵩は、今の成海との距離の取り方が分からない、「友達」だった頃の方がまだ近かった、好きなんて言うんじゃなかったと後悔を口にします。そんな彼の言葉に対し、不器用なりに思いを伝えてくれた。嬉しかったんだから好きじゃなかったなんて言うな、という成海。

こうして二人は最初のすれ違いを乗り越え、本格的に交際を進めていくことになります。

その後、今までヲタクが原因で別れた恋愛がいくつもあったと語る成海が、ヲタクを隠す必要がない交際は楽と語り、対して宏嵩がヲタクだから一緒にいるのではなく、好きなことをしている時の成海が大好きだから付き合ってる、と答えます。胸キュンのシーンです。

樺倉と小柳

高校時代。
二人はそれぞれ、男子バレー部と女子バレー部の主将を務めていました。

二人の物語は、小柳が女子バレー部にもコートを使わせてほしいと何度目かの提案をしに現れたところから始まります。しかし、コートは強いチームの方が優先だと突っぱねる樺倉。

平行線のまま一向に進まない状況を打開すべく、小柳は彼にある写真を突きつけます。
それは彼が店でヲタクグッズを見ている瞬間の写真。

ヲタク趣味を周りに隠している樺倉は、コートを譲らないなら秘密をバラすと脅す小柳に対し、しぶしぶそれを認めてしまいます。

そして、その日の夜。
部活も終わったはずの体育館で、照明がつけっぱなしになっていることに気付いた彼は、残ってジャンプサーブの練習に励む小柳を見つけます。

最初こそ、樺倉のアドバイスを断った小柳でしたが、彼のサーブを見て、教えを請うことに。
樺倉は写真を消すことを条件に練習に付き合う日々を送ることになります。

擬音ばかりのヘタすぎる説明を理解できない小柳は、ある日引退試合も近いから樺倉なりのコツを教えてほしいと迫ります。

彼なりのコツ、それは。

「頭ん中で好きなアニソン流しながら跳ぶと…いいのが打てんだよッ!!」

アニソンを聴くことで、自分が主人公になった気分で打てる、キセキを起こせると豪語する樺倉。

しかし引退試合で、男子バレー部は健闘虚しく、敗れ去ってしまいます。
それに対し小柳もまた、日々付き合っていた樺倉の健闘を無言で労い、涙を浮かべていました。

普段は犬猿の仲でケンカばかりの二人ですが、なんだかんだで自分の練習に付き合ってくれた樺倉に対し、小柳も少しずつ惹かれていたんですよね。

そしてやってきた樺倉卒業の日。

『中庭にて待つ。 秘密を知る者より』
こう書かれた手紙を見た彼は、中庭で小柳と話しだします。

ケンカばかりの日々。小柳は今日で終わりだと思うとせいせいする、と悪態をつきますが、樺倉は本音を吐露します。
「今日でお前とくだらんケンカしなくて済むかと思うと…まあ俺はちょっとさびしいかな」と。

文句を言いつつも最後まで観たアニメ最終回の後のような気分、と続ける彼に何とも言えない表情を浮かべながらも「先パイのそういうところかっこいいとは思えないけど、かっこ悪いだなんて思ったことないよ? …だから自信持って新しい環境でもせいぜいお元気で」と送り出す小柳。

しかし去り際、樺倉は小柳を抱きしめていました。

このまま振り返らずに今日が過ぎれば――…
きっと今日のことを一生後悔する

こうして、現在まで続く二人の関係が始まったのです。

あかね
あかね
ヲタ恋はここからさらに新キャラも登場したりとますます盛り上がっていきます! ぜひ読んでみてください!

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