おじさまと猫のあらすじ紹介!お互いを愛おしく思う姿に心温まる作品!

※プロモーションを含みます。

おじさまと猫は、妻に先立たれて孤独な日々を過ごしていた世界的ピアニストの「おじさま」がペットショップで売れ残っていた猫と出会ったことで、毎日がイキイキと輝きはじめ、ピアニストとしての自信を取り戻していくストーリー。クスっと笑えるほのぼのしたエピソードがいっぱいです。

コウ
コウ
おじさまは男も見惚れるほどの「ハンサム」、猫は「ブサカワ」で有名なエキゾチックショートヘア。この組み合わせが絶妙だね。
作者のTwitterの投稿が反響を呼んで、書籍化、ドラマ化まで進んだ話題作!それだけ人の心を揺さぶる作品なんだね。
あかね
あかね

主人公の「おじさま」こと神田冬樹は音楽教室で子供たちにピアノを教える日々を過ごしていましたが、ある日ペットショップで売れ残っていた一匹の成猫に一目ぼれし、「ふくまる」と名付けて暮らし始めます。

作品ではふくまるの心の声が描かれていますが、ふくまるにとっても神田との出会いは人生を変える大きな出来事。互いに孤独だったふくまると神田は心を通わせながら、人生のパートナーとして互いを支えあう大事な存在になっていきます。

神田は妻が亡くなった知らせを受けたショックでステージで倒れて以来、ピアニストとしての活動ができなくなっていましたが、ふくまるが縁で出会った人々に支えられて再びピアノと向き合うことになります。最後に神田がまた表舞台に復帰できるようになるのか、その姿にも注目です。

ブサイクと言われるふくまるは神田にとっては世界で一番かわいい唯一無二の存在になります。猫も人も外見より中身が大事で、互いに信頼しあえる関係になることはこの上ない幸せ、こんなにも癒し癒される存在になりえるのかということが作品から伝わってきます。

猫を飼っている人も飼ってない人も共感しながら読めること間違いなしのおすすめの作品です。

読み終わったらあなたも猫が飼いたくなってしまうかもしれませんね
あかね
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作者は桜井海(さくらいうみ)先生

作者の桜井海先生は新潟県新潟市出身の漫画家。有名漫画誌の公募入賞などを経て2014年ごろから本格的に漫画家生活に入る。

「おじさまと猫」は2017年6月12日に作者自身のTwitterアカウントで公開した作品で、一気に人気に火がついて、単行本の発売、雑誌の掲載、テレビドラマ化される。

スクウェア・エニックスとpixivのウェブコミック配信サイト『ガンガンpixiv』および『月刊少年ガンガン』にて連載中。

2018年「次にくるマンガ大賞2018」のWebマンガ部門にて2位、2020年「第4回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」2位を受賞していて、累計発行部数は185万部を突破。

桜井先生は性別や年齢不詳で謎に包まれているけど、個人のTwitterをされているのは親しみが持てますね!
あかね
あかね

「おじさまと猫」の口コミは?

引用サイト:Amazon

「おじさまと猫」の口コミを調べてみました。

癒される、泣かされる!大事なことを教えてくれる!

猫好きにはたまらない!

猫好き、動物好きな人には絶対響く作品、涙あり笑いありの心がほっこりする作品、ぜひ読んで欲しいというツイートで溢れていました!
あかね
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おじさまと猫の登場人物は?

神田冬樹(かんだふゆき)

引用サイト:Amazon

世界的に有名なピアニストとして活躍していましたが、妻に先立たれたショックから立ち直れていません。今は音楽教室のピアノの先生として子供たちに教えています。

母親が極度の動物嫌いで小さな頃から動物に触れることを禁止されていたため、ふくまるを飼い始めるまでは動物が好きでも触れることができませんでした。

猫好きの妻がいつか猫を飼いたいと言っていたのを思い出して、ペットショップに立ち寄ることに。仏壇に話しかけたり、妻宛ての日記を書いたり、日常の中にいつも妻の存在を感じながら生きる心優しき男性です。

ピアノの天才少年だったけど、受賞しても笑わなくて気持ち悪いと周囲から避けられて、孤独な少年時代を過ごしたみたいです
あかね
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ふくまる

引用サイト:Amazon

ブサイクでかわいい「ブサカワ」な猫として有名なエキゾチックショートヘアのオス。
ごはんが大好きで、お風呂が苦手。

ペットショップで1歳近くになるまで売れ残っていたので、人から選ばれない悲しさ、孤独の辛さを知っています。ガラス越しに人をじっくり観察していたので、洞察力が鋭いところも。

作品中ではふくまるの心の声が表現されていて、神田のことを「パパさん」と呼んでいます。

独特の愛嬌ある顔なので、見ているうちにかわいいと思えてきます。人間も猫も見た目だけで判断できないということの象徴でしょうか!
あかね
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小林夏人(こばやしなつひと)

神田とは子供の頃から40年以上の付き合いの親友。フレンドリーで物怖じしない性格のため、孤独だった神田に一人だけ声をかけたのがきっかけ。

茶子と名付けた柴犬を飼っていて、動物全般が好きですぐに触りたがるクセが。

人が良いが、騒がしい・声が大きい・しつこい性格なので、ふくまるは最初は小林が苦手。パパさんを大事に思ってくれることがわかってくると心を開くようになりました。

佐藤もみじ

ふくまるがいたペットショップの店員で、なかなか売れないふくまるを案じて常に励ましてくれていた優しい心の持ち主。神田が困った時に頼りになる存在で、店員と客の立場を超えて仲良くなっていきます。

動物が大好きで獣医になるのが夢で、学費を稼ぐためいくつもバイトを掛け持ちしているほどの頑張り屋さん。(佐藤もみじはTwitterの画像の一番右側)

他にも神田をライバル視するピアニスト、神田を応援するバンドマンの青年、ふくまるの猫友達たちも登場します。音楽教室の女性スタッフたちは神田のことをアイドルのように崇拝しつつも、いつかピアニストとして復帰できるよう温かく見守ってくれて素敵な職場環境です!
あかね
あかね

おじさまと猫のあらすじは?


引用サイト:Amazon
4.5
世界的なピアニストだった神田冬樹は妻に先立たれたショックから立ち直れないまま、音楽教室で子供たちにピアノを教える日々。

神田は立ち寄ったペットショップで1歳近くになるまで売れ残っていた成猫に一目ぼれ。猫は「ふくまる」と名付けられ、神田と一緒に暮らすうちに互いに癒し癒される、愛おしい存在になっていきます。

神田はステージに上がると倒れてしまうのでピアニストとしての復帰は絶望的でしたが、「ふくまる」を通して出会った人たちに支えられ、再びピアノに向き合うことになります。

果たして神田は再びピアニストとして表舞台に復帰することはできるのでしょうか。

神田とふくまるのほのぼのとした日常を描きながら動物と心を通わせながら暮らすことっていいなと思える心温まる作品です。

 

この物語は冒頭、ペットショップのショーケースに入れられた猫の心の声、
「私は猫である もうすぐ1歳ににゃるが 名前はまだ無い」から始まります。

その猫は「可愛くない」「もう成猫だし、子猫の方がいい」などといった理由で人々から見向きもされず、自分はどうせ誰からも選ばれないと諦めていました。

ところがある日、おじさまがやってきて「この猫をください」と自分を見て言います。
猫は「馬鹿にゃのかこのオッサン」、もし嫁や娘へのプレゼントなら絶対に嫌がられるぞ!返品にゃんか嫌だ!と戸惑うのですが・・・

おじさまは「私が欲しくなったのです」「とても可愛くて 可愛くて」とやさしく撫でながらうちの子におなりと言い、猫は思わず涙ぐむのでした。

ペットショップに行くとたくさん犬や猫がいて、売れ残る子はどうなるんだろう?と気になっったことも多いと思います。成長して大人になってしまった子はずっとこんな気持ちで過ごしていたのかもと思うと悲しくなりますね。

主人公の神田冬樹はかつては世界を駆けまわる有名なピアニストでしたが、今は音楽教室のピアノの先生として子供たちに教える日々。妻に先立たれたのをきっかけにピアニストとしての活動を辞め、孤独な毎日を過ごしていました。

ある日ペットショップを訪れた神田は、もうすぐ1歳になる成猫のエキゾチックショートヘアのオス猫に一目ぼれして家に連れて帰り「お前に出会えたことが幸福だから」という理由で「ふくまる」と名付けます。
名前なんて一生もらえないと諦めていたふくまるは嬉しい気持ちであふれていました。ふくまるは記憶の中にある母のような存在の神田のことを「パパさん」と呼ぶようになります。

神田は生前の妻が子供たちが大きくなって手が掛からなくなったら、いつか猫を飼いたい。その時はあなたに決めてほしいのと言っていたことを思い出していました。

子供のころから天才ピアニストだったゆえに、母親から動物に触ることを禁じられ、自分に動物が飼えるわけがないと思っていたおじさまのまさかの行動!ふくまるは神田の身を案じる妻からの贈り物かもしれません。

神田はペットショップで、猫砂、猫トイレ、キャットフード、キャリーバッグ、首輪、猫皿、猫ハウス・・・両手に収まりきれないほどの量を購入します。店員から、押し売りしたみたいになってすみませんと謝られると、

「こんなに楽しい買い物、久しぶりでした」と思わず笑顔で答えます。誰かの顔を思い浮かべる買い物は楽しいということをずっと忘れていたと神田は気づいたのでした。

帰宅した神田はふくまるに夕食のキャットフードをあげますが、ペットショップではどんなにおなかがすいてもおかわりが許されなかったので、ふくまるは試しに催促してみます。

エキゾチックは肥満になりやすいので食事量には気をつけてと店員に注意されていましたが、
ふくまるの可愛い姿に「三粒くらいなら許されるかな」と神田はおかわりをあげます。

ふくまるはこれがペットショップと全く同じキャットフードだと知っていましたが、愛しの神田からもらえる食事は「スーパーミラクルカリカリにゃ」こんなにおいしいごはんを食べるのは初めてと感激するのでした。

たった三粒足すのに躊躇する神田の生真面目さがクスっと笑えます。その後も猫の飼い方の本を真面目に読んでは悩み、ふくまるの世話にあたふたする姿が微笑ましいです!

神田は「ふくまるは何が嫌いなんだろう、何が好きなんだろう、何処を撫でれば喜ぶ?、側にいてほしくない時もある?」と悩みながら、いつかここにきて幸せだと思ってくれたらいいなと願います。

仕事に行く時にどうしても避けられないお留守番問題。ふくまるもパパさんに会いたいと涙をこらえて待ちますが、神田も職場ではふくまるのことが心配で顔色も悪くなって何事もうわの空に。

仕事が終わると、今日は走って帰ろうか、いつもと同じ帰路が、街が、眩しいくらいキラキラ輝いて見えると思いながら、ふくまるに会いたい一心で急いで帰宅するのでした。

いつもと同じ風景が全く違って見えたり、いつもの帰宅が感動の再会になったり、まるで恋に落ちたような関係(笑)ふくまるも神田もこれまでの寂しさを埋めあいながら、互いがなくてはならない存在になっていきます。

神田には40年来の親友の小林夏人がいて、小林は茶子と名付けた柴犬を飼っています。

茶子の画像を見せては「やっぱり犬だな、犬は可愛いぞ」と主張する小林の気持ちが今なら少しわかると思った神田は小林に「猫を飼いました。名前はふくまる。可愛いです。」と思わず画像も送ってしまいます。

「なんだこのブサ猫は 犬を飼え」とすぐに返事を送ってきた小林。神田は伝えたことを後悔しますが、どんな飼い主もうちの子が一番可愛い!と言いたくて仕方ないんだと実感するのです。

小林はのちに「ブサ猫」と言ったことを後悔して、お詫びに猫缶やおやつなどを持って神田の家を訪れます。ふくまるを抱っこする神田の嬉しそうな笑顔を久しぶりに見た小林は、ふくまるに「神田をよろしくな」と頼むのでした。

神田は音楽教室でも笑顔を見せるようになり「先生何かいいことあったの?」と子供たちに見抜かれます。「実はね 猫を飼ったんだよ」と話し始めると子供たちの目も輝いてきて、普段の授業よりも盛り上がったのでした。

その日の晩、家のグランドピアノを弾く気になった神田。ふくまるはパパさんが自分以外の黒いモノに夢中なのが許せなくてピアノに嫉妬して、弾くのを邪魔しようと絡んできます。

神田はふくまると一緒にピアノを弾きながら自分の演奏に感動してくれた妻の姿を思い出し、誰かのために弾きたいと思ったのはふくまるのおかげだと感謝するのです。

ある日神田はペットショップを訪れ、店員の佐藤もみじに、猫にはふくまると名付けたことを告げ「よく寝てよく食べてよく遊んでくれるとてもいい子です」「良い出会いをありがとうございました」とお礼を伝えます。

わざわざ伝えに来た神田の姿に、ふくまるがいい人に出会えて良かったと佐藤もホッと胸をなでおろすのでした。その後も神田は困った時は佐藤に相談するようになり、頼れる存在になっていきます。

ペットショップでの店員と客の立場を超えて、その後も一緒にふくまるの成長を見守る関係性が続くのは羨ましくなります。動物病院に行くほどでもないような、ちょっとした悩みなら気軽に相談できるから理想的ですね。

猫グッズを思わず飼ってしまうので家に猫グッズが増えてしまったり、猫といる人に思わず話かけてみたり、ふくまると一緒に寝るようになって寝つきが良くなったものの二度寝して仕事に遅刻しそうになったりと、以前の神田には考えられなかった変化が次々と起こります。

このあと、ふくまるをきっかけに長年ライバル関係だったピアニストと再会したり、同じ音楽教室の同僚のバンド活動に関わることになったりして、神田をとりまく音楽の環境も変化していきます。

ふくまるが来たことで毎日が変化に富み、前向きになっていく神田はどんどん自信を取り戻していきます。生真面目でピアノ以外はちょっと不器用な神田が、パパさん大好きでまっしぐらなふくまるからの愛情を受けて、どんどん素敵に変わっていく姿に心もほっこりするはずです。

猫を飼っている人はもちろん、飼っていない人もクスっと笑えて時々泣けて、気持ちが温かくなること間違いなしですよ!
あかね
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