小説家の仕事内容を一挙紹介!小説家の主な仕事はこの7つ!

※プロモーションを含みます。

自分だけの世界観を文章で表したり、ノンフィクションを自分なりの表現で書籍にしたり、小説家という仕事は創造的な仕事です。
そんな小説家ですが、どのように仕事をしているか気になったことはありませんか?

自分の書斎で黙々と執筆をし、行き詰ったりアイデアを探しに散歩に出かけたりと、
サザエさんに出てくる伊佐坂先生のような生活のイメージがありますよね。

しかし、これだけではなく、他にも仕事があるのです。
執筆を含めて、他にも以下のような仕事があります。

小説家の仕事
  • 執筆
  • 編集者との会議
  • 取材
  • 広報、宣伝、ファンサービス
  • 賞の審査員
  • 講演・執筆指導
  • 脚本
あかね
あかね

賞の審査は小説家以外の人がやっていると思っていたわ…。

コウ
コウ

一見小説に関係ないような仕事だけど、
深堀していくと小説家にもメリットがあることも多いんだ。

今回は小説家の仕事の内容とその詳細をご紹介します。
特に、これから小説家になることを目指す人にとっては、一読の価値がある記事です。

 

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執筆

小説家の一番有名な仕事は、執筆ではないでしょうか。
小説だけではなく、依頼されて随筆やエッセイを手がけるなど、
ジャンルに関係なく文章を執筆することも。

小説には以下のジャンルがあります。

  • 純文学
  • 推理小説
  • SF小説
  • 歴史小説
  • ライトノベル

小説家は自分の得意分野を持っています。
その分野を徐々に広げていく小説家もいれば、最初から多岐に渡るジャンルでマルチに活躍する小説家もいます。

編集者との会議

小説家は、自分の執筆するものをそのまま本として出版してもらえるイメージがありますが、
編集者と会議をする、つまり編集者と一緒に本づくりをするのです。

まずは、物語の方向性を編集者と会議をして話し合いをしながら決めていきます。
編集者が読者の立場になって原稿を読み、食い違いや意図が伝わらない部分を指摘したり、
時には物語の大きな方向転換をアドバイスされることもあります。

小説家は自分一人で好きなものを書くことはできませんが、
編集者と話し合い、修正をすることで面白い小説を作り上げることができるのですね。

伊佐坂先生の家にノリスケさんが訪問して、原稿を受け取るシーンはアニメでもよく見かけますよね。
原稿を受け取るだけの仕事だと思っていましたが、実はノリスケさんも伊佐坂先生と一緒に小説を作っていたようです、一番意外でした(笑)

https://twitter.com/takataka578/status/1198535477529210880

取材

※写真は、実際の九份です。

物語の舞台にモデルとなる場所があれば、そこに行き取材をするのも小説家の仕事です。
その土地でしか感じることのできない雰囲気などを感じ取り、小説家の文章力で世界観を作り上げていきます。
ファンタジー小説も、イメージに近い舞台を実際の土地から探し、そこに取材に行くことも。

映画の話ですが、「千と千尋の神隠し」の特徴的な建物がありました。
諸説はありますが、あれは台湾の九份(きゅうふん)という場所がモデルという話は有名ですよね。

また、土地だけではなく、人にも取材をします。
登場人物の職業を詳しく知るために、その職業の人や専門家に取材をし、時には仕事の様子を見学させてもらいます。

現代ではネットの普及で、小説の中での矛盾点を調べることができるようになりました。
小説の質を上げることもそうですが、矛盾を指摘されないためにも、取材はより大切な仕事となっています。

広報・宣伝・ファンサービス

小説が出版されると、テレビや雑誌のインタビューに答えたり、
サイン会などのファンイベントを開催することで、広報活動や宣伝をします。

人によっては宣伝活動だけで丸1日を費やすことになるイベントですが、以下のメリットがあります。

  • ファンの年齢層や男女比が確認できる
  • ファンサービスができる
  • 自分の創作意欲が上がる

特にサイン会は、ファンに直接会えるイベントなので、自分のファンの年齢層や男女比が目に見えて分かります。
これが次回作を執筆するためのデータになるのです。

また、Twitterを使って宣伝する方法もあるそうです。
作者と交流を持つことができるので、双方に嬉しいことですね。

https://twitter.com/kemono_fm192hz/status/1489566552907153410

賞の審査員

小説家としての実力が認められるようになると、新人小説家の作品を審査する立場になることができます。
特に直木賞や芥川賞など、社会的にも注目される作品を審査する側に回れるというのは、小説家として名誉あることでしょう。

しかしそれだけ、自分の新作への期待値も上がったり、過去の作品と比較されたりと、プレッシャーを感じることが増えます。

責任ある仕事ですが、別ジャンルの小説家や新人小説家の作品を審査することで、
次回作を執筆するにあたって刺激をもらえたり、小説家としての自分の勉強になったりします。

講演・執筆指導

講演や執筆活動など、人前に出て活動の範囲を広げる小説家もいます。
執筆指導であれば、人に何かを教える立場なので、ある程度小説家としての実力がある人に依頼が来ます。

https://twitter.com/Aikawa_Eisuke/status/1485919471969902600

他にも、小説の書き方を教える教室を開く執筆指導もあります。

脚本

兼業作家なら脚本等の依頼もあります。
兼業作家とは、小説家以外の仕事もして生計を立てている人のことです。
脚本の仕事を受けることで仕事の幅が広がる他に、執筆のアイデアが生まれることもあります。

今年公開される新海誠監督の映画『バブル』の脚本家の川村元気さんも、小説家としても活動されています。

https://twitter.com/bubblemovie_jp/status/1505016211569926149

小説家になりたい人へ

以上7つの小説家の仕事を紹介していきました。
小説家の仕事の内容を見て、どのように思いましたか?

「執筆だけじゃなかったんだ」

「人前に出ないと思ったけど、案外そんなことないのかも」

と思われる人もいるのではないでしょうか?

人によっては、ただ机に向かって筆を走らせる小説家に憧れるかもしれません。
ですが、小説家は執筆をするだけでは務まらない仕事だということもお分かりになったと思います。

小説家として仕事をするということは、私たちが思っている以上に自由に働けるわけではありません。
時には食べていくために執筆活動とは違う仕事をする必要があるでしょう。

そのことをしっかり踏まえたうえで小説家を目指さなければ
「こんなはずではなかった」と思ってしまいかねないので、しっかり覚えておきましょう。

また、小説家は想像以上に色々な人とかかわりながら仕事をします。
並外れたコミュニケーション能力は必要ありませんが、必要最低限のコミュニケーション能力は必要と言えます。

 

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まとめ

小説家には以下の仕事があることを紹介しました。

  • 執筆
  • 編集者との会議
  • 取材
  • 広報、宣伝、ファンサービス
  • 賞の審査員
  • 講演・執筆指導
  • 脚本

執筆以外の仕事があるのはとても意外でしたね。
ですが、小説家にとってどれも大切な仕事です。

これから小説家を目指す人は、小説家の仕事を理解したうえで目指すようにしましょう。