隕石の墜落により人類が滅亡してしまうという危機に、政府が打ち出した政策
若い男女7人1組、5チームを冷凍保存し、種を残すというー7SEEDS計画ー
未来で目覚めた若者たちは必死に生きようとしていました。
極限の状況で、人はどう生きのび、希望をつなぐのでしょうか・・・。
「7SEEDS」は累計650万部を超える大ベストセラー、田村由美先生の近未来サバイバルストーリーです。
心を揺さぶる丁寧な人物描写で、登場人物たちに感情移入し、物語の世界に没頭してしまいます。
そしてきっと、大切な人をいま大切にしようと思えるはずですよ。
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作者は「田村由美」先生
田村由美先生は1983年に「オレたちの絶対時間」でデビューしました。
「7SEEDS」「BASARA」で小学館漫画賞を受賞、「ミステリと言う勿れ」で、このマンガがすごい!にランクインしています。
お話の終わりがキャラの人生の終わりじゃない
彼らはこれからもいろいろ抱えたまま生きていくんです
田村先生がインタビューで語っていた言葉です。
35巻読み終えたあと、あなたは登場人物たちのどんな人生を想像するでしょうか。
長編作品は他に下記のようなものを発表しています。
巴がゆく! | 1987年~1990年 | 別冊少女コミック |
BASARA | 1990年~1998年 | 別冊少女コミック |
猫mix幻奇譚とらじ | 2006年~ | 月刊フラワーズ |
イロメン~十人十色~ | 2012年 | Cocohana |
ミステリと言う勿れ | 2018年~ | 月刊フラワーズ |
「7SEEDS」の見どころは?口コミを調査
引用サイト:YouTube
16年の連載を経て、35巻で完結した超大作は女優の木村文乃さんをはじめ、多くのファンをとりこにしています。
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登場人物の描き方がていねいだから感情移入できる
田村由美大先生はBASARAでも7SEEDSでも凄惨なシーンや許されない事をした登場人物に対しての描き方が凄く真摯でこれだから漫画は素晴らしいーーーーーーーーーーーーーーーーてなった
漫画でしか読めない漫画だいすき(伝わってくれ)— パン谷 (@panya8ya) April 24, 2021
田村作品はすごいんだ、人間の根幹に問いかけてくる骨太な英雄叙事詩、かつ繊細な物語なんです。『7SEEDS』は登場人物がかなり多いのですが、その誰一人として埋没しない、全員を読者の心に残すエピソードだては全く真似ができません。
— 武川佑 3/26新刊発売 (@takekawa_yu) July 20, 2020
7SEEDS、あんなぶっとんだ設定なのに登場人物にものすごく感情移入してしまう……めちゃくちゃ泣いてしまった……すごい……
— まきと (@Makiton_dy) February 16, 2020
少女マンガと思えぬグロい描写も・・・
7SEEDSめっちゃ面白いから…
虫とかグロいのとかあるけど面白いから見て…そして田村先生の過去作のBASARAも見て
— ふみ (@fumi_3v3) February 15, 2019
7SEEDSもおもしろいよ ただしグロ注意
— うにに。 (@unikku) June 8, 2013
7seeds読み始めたんやけどさ、THE 少女漫画な作画やのにめっちゃ虫出てくるしどんどん色んなものに襲われるしまあまあグロ面白い
展開どんどん進むからいい感じ— 那智このみ (@conomi_nachi) March 9, 2020
登場人物たちが成長していく姿から目が離せない
7SEEDSはキャラクターが最初の性格から徐々に成長する感じとか、ここで苦労した事が別の場所で生かされる!とか、もし自分だったらどんな選択をするだろうとか、個々の話が全部繋がっていく系の話が好きなら絶対見るべき。
— レイ斗 (@amaireito) March 10, 2021
BASARAは揚羽の生き様におんおん泣いたけど7SEEDSはそれぞれの成長にまた違う涙が出る 特にナッちゃんと蝉丸
— ジノハル???? (@jnhr_45) December 16, 2017
#7SEEDS
茂・・・????
泣けるなあ。7SEEDSの登場人物ってそれぞれ抱えたもの、育ってきた環境があって
ぶつかってそれで成長していく
素敵な作品だね。
久しぶりに原作読み返したい。— 吉田安希(よしだあき) (@aki_yoshida1016) March 8, 2021
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「7SEEDS」登場人物
引用サイト:月刊フラワーズ公式サイト
7SEEDS計画とは人類存続のため、健康な若者を選び出し5チームにわけて冷凍保存するものです。
7人ずつの少年・少女と、彼らを保護し、救援物資のあるシェルターまで導く大人のガイド役が1人を合わせた8人が1チームです。
各チームには季節の名前がつけられていました。
主人公は1人ではなく、各チーム・各エピソードごとにスポットがあたる登場人物が変わってストーリーが進んでいくのが特徴です。
夏のBチーム
健康で優秀な若者が選ばれてている他のチームと違い、夏のBチームは不良・不登校児などの問題を抱えた少年・少女が選ばれています。
優秀で健康に育った若者たちは、生き抜く力が弱いかもしれないという可能性も考えられて、実験的に選ばれたチームなのです。
石清水 ナツ(いわしみず なつ)
引用サイト:小学館eコミックストア
内向的で人付き合いが苦手ないじめられっ子タイプ。
自己主張が苦手で、チームで行動することにも、自分で判断して行動することにもとまどい、サバイバル生活に最初はまったくなじめませんでした。
でも臆病なだけに注意力が高く、静かにせまる危険を察知する能力でチームを助けます。
青田 嵐(あおた あらし)
引用サイト:小学館eコミックストア
明るくまじめな優等生。
正義感が強く、サバイバル生活にとまどうナツのことをかばいます。
ナツは嵐のやさしさにイチコロでしたが、嵐は生きているのか死んでいるのかもわからない恋人・花のことをいつも想っているのです。
日頃は温厚ですが、恋人・花のことを傷つけるものは許さないという激しい一面も。
ずば抜けた瞬発力もあり、夏のBチームの頼れる存在。
特技は水泳。
麻井 蝉丸(あさい せみまる)
引用サイト:小学館eコミックストア
不安定な家庭に育った典型的な不良少年。
協調性に欠け、わがままないじめっ子タイプ。
ナツをターゲットにして、いつも意地悪くからんできます。
でも実は面倒見がよいところもあり、ナツのことを気にかけているようです。
明るいムードメーカー。
春のチーム
末黒野 花(すぐろの はな)
引用サイト:小学館eコミックストア
父親にサバイバル技術を教えられた前向きな少女。
人に弱みを見せず、物事をはっきりと言う性格です。
夏のBチームの青田嵐は恋人。
記憶の中の嵐を心の安定剤にして、生きることだけを考えがむしゃらに行動しています。
冬のチーム
新巻 鷹弘(あらまき たかひろ)
引用サイト:小学館eコミックストア ※中央が新巻
元高校球児。優しく感受性豊かな人物。
世捨て人のような姿で、温厚だけどどこか危うさもあります。
秋のチーム
猪垣 蘭(ししがき らん)
語学が堪能で建築の知識も深い、秋のチームのリーダーの1人。
責任感が強く、たよりにならないガイドの代わりに気を張って村を守ってきました。
稲架 秋ヲ(はざ あきを)
秋のチームのもう一人のリーダー。
社会経験が豊富で、物事を達観しており、指摘することがいちいち鋭い元ベンチャー企業の社長です。
優れた状況分析能力と群れを統率する力をあわせ持っています。
夏のAチーム
安吾(あんご)
引用サイト:小学館eコミックストア
メンバー中トップクラスの実力の優等生で、夏のAチームのリーダー的存在。
生真面目で激しい性格ですが、仲間を誰よりも大切にする一面もあります。
7SEEDSプロジェクトのために生み育てられました。
プロジェクトのための特殊な訓練で親友を失い、そのことで自分を責めていて、いまもトラウマを抱えています。
アニメ『7SEEDS』安居のトラウマとの向き合い、ナツの自立、涼の心境変化、嵐の夏Aに対する価値観の破壊、蝉丸のお調子者のバランス、すんげー丁寧に描写されてて泣く泣く。やっぱ夏Aに対しては思い入れがハンパないから、どうしても安居を嫌いになれないんだよ。 pic.twitter.com/xEzVvHC64g
— ろろ・そぜ (@rorosoze) March 30, 2020
「7SEEDS」のあらすじ
引用サイト:小学館eコミックストア |
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そう遠くない未来、地球に隕石が衝突。
その衝撃で舞い上がったちりは空をおおいつくし、地表に太陽の光は届かなくなる。 地球の気温は10度以上下がり、多くの生き物が死ぬ。 政府はこの危機に備えて、極秘でプロジェクトをすすめていた。 健康な若者を冷凍保存し、未来に種を残す希望をつなぐ計画「7SEEDS」 人類存続のために選ばれた若者たちは、すべてが変わってしまった隕石衝突後の地球で、どう生き抜いていくのか。 壮大なスケール、手に汗握る展開で描かれれるサバイバルストーリーに興奮と涙が止まらない! |
隕石の墜落により人類が滅亡してしまうという危機に、政府が打ち出した7SEEDSプロジェクト。
選ばれた若い男女を冷凍保存(コールドスリープ)し、種を残すという計画でした。
7人ずつの少年・少女と、彼らを保護し、救援物資のあるシェルターへと導く大人のガイド役が1人を合わせた8人が1チームで、全部で5チームが日本の周辺各地に放出されました。
夏のAチーム以外の4チームのメンバーたちは、自分が7SEEDSプロジェクトに選ばれたことも知らされず、冷凍保存され、目覚めのときを待つことになっていたのです。
夏のBチーム~物語のはじまり~
ごく普通の高校生・石清水ナツ(いわしみずなつ・以下ナツ)は、荒れ狂う海の上で目を覚まします。
昨日の夜は家族とごちそうを食べてベッドで寝たはずなのに…とまどっていると、そこに現れた女性に今すぐ救命ボートに乗り移るように言われ、自分が船の上にいることに気づきます。
何とか救命ボートに移動すると、そこには先ほどの女性・牡丹(ぼたん)、青田嵐(あおたあらし・以下嵐)と麻井蝉丸(あさいせみまる・以下蝉丸)がいました。
とりあえず近くの島に上陸しようと必死でボートをこいで、何とか無人島に到着し、誰も自分たちがなぜここにいるのかわからないまま、突然のサバイバル生活がはじまったのでした。
自分の意見を伝えるのが苦手で、人とうまくコミュケーションをとれないナツは、他のメンバーから意見を求められてもオドオドしてしまい、蝉丸のいじめのターゲットになってしまいます。
ナツはそんな蝉丸から守ってくれる嵐のことが気になりはじめますが、嵐には大切な恋人がいて、いつも気にかけているのでした。
4人はまず、ナツと嵐、蝉丸と牡丹の二手に分かれて水を探しにいくことになり、ナツと嵐が無事に水のある場所を見つけます。
ナツはそのことを蝉丸たちに伝えようと探しに行くと、2人の姿は大声で呼ばないと届かなそうなくらい遠く・・・。
学校の授業でみんなの前で大きな声で発言したり、カラオケも苦手だったナツは、ドキドキしながら勇気を振り絞り、水があった!と二人に呼びかけます。
その声は裏返りながらもしっかりと2人に届いたのでした。
ひこ普通の人からしたらなんてことないことだけど、自分のからに閉じこもって生きてきたナツが、この島にきてはじめて自分の意志で起こしたこの行動は、ナツのこれからの成長の予感が感じられる大事なシーンなんです。
いつまでたっても船も飛行機もまったく通らない状況に、不安をつのらせる嵐・蝉丸・ナツに、牡丹は衝撃の事実を告げます。
これは隕石衝突を知った政府が極秘ですすめていたプロジェクトで、3人は人類を未来に残すために選ばれ冷凍保存されていたこと、牡丹は3人のガイド役だということでした。
本当に隕石が衝突してしまったのか、島の周辺の様子を知るために4人が高台にのぼると、そこから見えたのは・・・。
春のチーム~生きていればまた会える~
春のチームはすでに目覚めて、島でのサバイバル生活をはじめて2週間がたっていました。
いつか元の場所に帰れると信じてがむしゃらに、水と食料を手に入れるために命がけでたたかっていたのは末黒野花(すぐろのはな・以下花)です。
そんな中、メンバーの一人の自殺未遂という事件が起こります。
プロのピアニストを目指し、大事なコンクールを控えていましたが、このプロジェクトに選ばれたために、結果を残すことができず生きる気力を失っていた彼に、花は声をかけます。
最後を決めるのは自分
自分が最後って思うまでは続くんだよ
自分があきらめるまでは
まだ最後なんかじゃない
その言葉に彼は自殺を思いとどまりますが、花は彼を必死で止めながら、この世界で生きていかなかればならない自分にも言い聞かせていたのです。
花がそこまで強くいられる、そしてむしゃらに行動できるのは、生きていればいつか恋人・青田嵐に再会できると信じているからでした。
そう、夏のBチームの嵐の恋人は春のチームの花だったのです。
世界は本当に滅んでしまったのか?
大切な人は消えてしまったのか、それともどこかで生きているのか?
確かめるために海に出た花たちがたどりつく先とは・・・そして花は恋人・嵐と再び生きて会うことはできるのか・・・。
冬のチーム~たった一人で生きてきた~
夏のBチームが目覚める15年も前に解凍されていた冬のチーム。
目覚めたのは極寒の北海道あたりでした。
解凍に失敗して3人がミイラ化してしまい、無事目覚めたメンバーも獣に殺され、残ったのはたった3人だったのです。
残ったメンバー新巻鷹弘(あらまきたかひろ・以下新巻)たちは、寒さと肉食獣に襲われる危険におびえながら、ガイドから聞いていた救援物資のあるというシェルターを目指します。
しかし自然はそんな3人を容赦なく襲うのでした。
1人は獣に命を奪われ、もう1人は寒さに耐えきれず凍死、たった1人になってしまった新巻の、死よりもつらい孤独との戦いのはじまりでした。
誰かと一緒にいたい。誰かの役に立ちたい。
でも、こんな世界で信頼しあえる相手を見つけるのは、きっと難しいんだろう・・・
孤独を抱える新巻は他のメンバーと出会うことができるのでしょうか・・・。
ひこ
相手がいるから、その人のために何かできるんだよね。
人のために何かができる幸せなんて、ふだん考えないけどありがたいことなのかも。
新巻さんがどうか誰かと会えますように・・・。
秋のチーム~7SEEDSプロジェクトを絶対許さない~
夏のBチームより3年早く目覚めた秋のチームは、稲架秋ヲ(はざあきを)と猪垣蘭(ししがきらん・以下蘭)という2人のリーダーによって、厳しい規律で村が作られていました。
しかし村は支配と暴力、薬物にまみれていたのです。
覚めた最初の年、自分たちの置かれた状況にとまどいながらも何とかがんばって生きていこうとチームは結束していました。
でも絶望的な環境にだんだんと気持ちはくじけてきて、死のうと考えるようになり、自暴自棄になっていた3年目、はじめて自分たち以外の人間と出会うのです。
それは救援物資があるシェルターを目指していた他のチームのメンバーでした。
絶望を見てくればいい
それでもまだ笑えるなら笑ってみせてよ
ひたむきに生きようとし、村を立ち去る他のチームのメンバーを、蘭は暗いまなざしで見つめていました。
こんな地獄に自分たちを送り込んだ政府の人間たちへの怒りから、絶対に子どもを作らないと決め、絶望のなかで生きる秋のチームが、希望を見つける日は訪れるのでしょうか・・・。
夏のAチーム~7SEEDSプロジェクトのために生まれた子どもたち~
夏のAチームの物語は、隕石衝突前からはじまります。
安吾(あんご)たち夏のAチームのメンバーは7SEEDSプロジェクトのために、優秀な精子と卵子から生まれた子どもでした。
特殊な訓練を受けて育てられ、17歳のときいよいよ最終テストが行われることになりました。
生き残った7人がプロジェクトのメンバーとして選ばれるという過酷なテストで、安吾は大切な親友を失っていたのです。
最後の7人になるまで、次々と仲間の命が奪われるところを見てきた安吾は、なぜ大切な人たちを犠牲にしてまで生き残って未来に行くのか、という思いを抱えたまま未来で目覚めるのです。
他のチームとは違う、特殊な環境で育ってきたから屈折してたり、自分は勝ち抜いて選ばれた人間だっていう特別意識あったりして、それがこれからのストーリーに波乱を巻き起こすきっかけに・・・。
ひこ
安吾は何かと人とぶつかったり問題を起こしたりするんだけど、過去に受けた心の傷やトラウマが壮絶で同情してしまう憎めないという読者も多いんです。
全チームが目覚めたその後・・・
コールドスリープから目覚め、絶望するメンバーや、ひたむきに生きようとするメンバーたち。
その先には、つらい別れや目をおおいたくなるような現実もたちはだかります。
そんな中、各チームが出会い、ぶつかり、支えあい、刺激しあいながら成長していく姿にこみあげてくるものがおさえきれません。
彼らは生きる希望を見つけ、人類を絶滅から救うことができるのでしょうか、続きが気になりますね。
「7SEEDS」が気になった、読んでみたくなった人のために無料で読める漫画サイトを調べてみましたので参考にしてくださいね。
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